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音楽って歌や楽器が上手くないと出来ないの?

 僕は1つの楽器や歌声は一つの世界を表現するあくまで一色だと考えてる。そんな中で色んな時代の音楽を聴いてきて一つ疑問に感じたことがあるんだ。それが

「上手くないと音楽は出来ないよ☻」という言葉に関して。

 僕も知り合いから言われたことがある、創作をしてる人間であれば似たようなことは言われたことあると思う。理屈で考えると誰しも音楽は出来るはずなんだ。声が出せて、脳があって手が動かせていれば。

「何故、最初から商業的な成功の可能性も含めてしまい音楽が出来無いと言っちゃうんだろう?」

 フリッパーズギターは歌が上手いわけじゃない。プラスチックスは元々音楽をやっていなくて楽器を使えなかったメンバーもいる。オアシスはクセが強い歌い方をするし、バンドの演奏がテクニカルなわけじゃない、それでも名盤と呼ばれる1枚を作り上げた。彼らは自分達の好きなノリ、音楽、物事に対する姿勢、考え方、1つの表現したい世界を明確に持っていたってことが大きいんじゃないか?何となく売れたいってだけで作れるとは思えない。

 「もう時代が違うよ」なんて言われるかもしれない。音楽が金にならない、そんな時代だからこそ「表現」としての音楽に皆、還ってくるべきじゃないか?変に策士ぶらないでね。「演奏や歌が上手くないと音楽が出来ない」なんて大嘘も良いところだろう。様々な音楽を聴いてきた人にはわかるかもしれないけど音楽の本質はそこじゃない。カラオケの採点や演奏の上手さランキングと音楽を作ることは全然違う。

 漫画とかドラマ、映画で「売れなきゃゴミ」とか強烈な言葉を使うけど本気で信じてるわけないよね?表現の手段である音楽にそもそも勝った負けたもない。セールスで売れないから辞めるなら自分が音楽で表現したいものなんて端から無かったってことになる。

 根本的な問題で「他人からの評価を過度に得たい」「数字で欲求を満たす」なら表現の世界よりも良い世界が沢山ある。浅はかに表現者であろうとする必要はないんだ。音楽で誰だって表現できるし、絵で表現することも誰だってできる。「表現すること」は子供にだって出来るはず。

僕のように働きながら何らかの表現をしてる人たちへ

 まず第一に「自分のために」どうか創り続けて。色んなことを見て聴いて経験して、学んだりして人生楽しんで。世の中の流行り廃りのスピードに合わせなくていい。自分のペースで自分が良いって思えたり面白いと思えるものを詰め込んだ作品を生きてる間に精一杯作って世に出し続けて!見てもらえるのは少ない人数でも良い。「良いね」って言ってくれる人達を大事にしてほしい。

ほら、表現することって「競争」って文字を使わないだけでこんなにワクワクするし、自分が人生を楽しみ、幸せになれることなんだ!金や数字のみが自分の欲求を満たし、幸せに繋がると考えることが多くの現代人のクダラナイ嫉妬の根本と盲点だろう。

 性格良いメスガキ「へえ、人気がないから表現すること辞めちゃうんだぁ…物分かり良さげにクールぶってだっさぁ〜い♡考えるのやめるな♡ちっぽけなクダラナイおにいさん、おねえさんのアイデアもっと吐き出しちゃえ♡もっと頑張れ♡頑張れ♡自由にた・の・し・め♡」


はは………刺さる


 〜メスガキのスパイスを添えて〜

   おわり!!!!!!!!!!!!!!!

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