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【小説】女子工生《作者こぼれ話し》

ありがとうございました

 書き上がりました!
有り難うございました。
【小説】女子工生 は、5年ほど前に頭の中に浮かびまして、3年前にある程度まとまった話しに出来上がって、ずっと温めていたものでした。

工業高校は、私自身には縁がなく、頭の中のイメージは、ヤンキーな人がたくさんいて、
『あの学校に 殴り込みだ!』
みたいな感じでした。
うちの長男が 工業高校へ行きたいと、言い出した時は 少し心配しました。
何しろ 工業高校のイメージが、↑でしたから。
でも、入学してみたら 全然普通でした。
やんちゃな子も いましたが、みんな フツーの高校生でした。
時々 お友達がガヤガヤと、泊まりに来たりしましたが、みんな、良い子でした。
 数は少ないですが、女の子もいて、頑張っているのを見て 凄いなあと。
私、工業系の勉強は、からっきしなので それを勉強したり、仕事にしている方は本当に
尊敬します。

 うちの末娘が工業に行きたいと、言い出した時、この事をお話にしたら面白いのでは。
と、思い立ちました。
で、今に至るのですが、幾つか書いておきたいことがありまして、こぼれ話を最後につけさせて頂きました。

 まず、この話は フィクションで、娘も
いじめには あっておりませんし、子供達が
通っていた中学校の先生方も、とても良い先生方でした。
お話しの都合上、あまり良くない学校にしてしまいました。
もし、中学校の先生が読まれていたら、ご気分を害されたと思います。
大変申し訳ありませんでした。

女子工生 のテーマとして、
 ・女の子の工業高校生
 ・ありがとう
 ・笑顔、笑う
 ・友情
 ・初恋
が、ありました。
作品の中で、ありがとう と、言う言葉が、
かなりの頻度ででてきました。
私の個人的な考えですが、
《ありがとう》と《ごめんなさい》が、きちんと言えれば、人生何とかなる。と 思っております。
大人になると なかなか言えないんですよ。
ありがとう、ごめんなさい、が。
そんな事が混ざり合って《女子工生》が
でき上がりました。

個人的に好きなシーンは クリスマスパーティーの帰り道の 清文と聡の会話です。
気に入っています。
自画自賛です。スミマセン。
あと、プレゼント交換で 誰のプレゼントが誰に渡ったのか、セリフだけで解る様に考えるのが大変でした。
難しかったです。

 拙い文章を 読んで下さった皆様、すきを付けて下さった皆様、ありがとうございました。
本当に励みになりました。
心より お礼申し上げます。

 最後に、作中に出てきた「清文」が、あまりにも 良い子に育ってしまいまして、途中、真白とくっつけてあげようかと思うほどでした。
でもそうすると、お話が変わってしまうので
清文、すっごい 良い男なのにごめんね。
と言うことで 「清文」にも幸せになってほしくて 大人になった 「清文」のお話しを考えております。
少し 間が空くと思いますが、出来ましたら またnoteにて、お届けしたいと思っておりますので その時は、また読んで頂ければ幸いです。

皆様の上に たくさんの幸せがあることを
願っています。
ありがとう ございました。
                光川 てる



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