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大いなる女性

ここ数年、労働人口減少に伴い、女性活用しよう!なんて女性をモノのように考えるプロパガンダが出ていましたが、過去の歴史を辿て考えると、女性が社会に及ぼす影響力は労働力どうこう程度に収まる話では無い というお話です。今の先進国の安定した社会が存在するのは女性の寄与が大きいというデータに面白く感じたので残します。

これから書くのは、家族形態としては色々あり、イデオロギーも異なるんだけど、それでも女性の寄与が大きい という事です。

マクロ的視点で見ると、家族形態は、こんなふうに↓分けれるようです。
今回は細かく説明するつもりは無いですが、約10種類くらいです。

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そして家族形態によるイデオロギーの違いは↓こうわかれます。
これも今回は割愛しますが、ざっくり言うと、自由主義、権威主義、平等不平等主義などの主義に分ける事ができます。

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先進国などイデオロギーの違いはあれども、極端過ぎずうまくバランスをとって物質的にも精神的にも幸せな生活を送る人口は多いでしょう。

何故それなりにうまくいっているのか?

色々と要因はあると思いますが家族に焦点を当てると、女性の識字率が高い事が起因しているようです。
識字率が上がると文化水準が上がり、その文化的な運動が燃料となり経済成長を促す事になります。

女性の識字率が上がる

文化的革命が起こる

経済成長する

世界で文化的な革命が起きたのはドイツの宗教革命でした。
その時のドイツの識字率は、ヨーロッパ周辺国の中で最も高かったようです。識字率が上がり聖書を読むようになり、人々は聖書の”目指すあるべき社会”と”腐敗した政権”とのギャップに気がついてしまったのです。
共通の書物を読む事で共通の知識が民間に広がりコミュニティが拡大し文化的な革命が起こりました。


長い人類史を振り返ると、男性たちは暴力を独占しており、女性たちは子供の出産の実際の管理を行っています。女性の識字率が上がると、女性の結婚年齢も上昇します。成熟した女性が教育を行う事になり、子供を通じて教育が伝承されて教育の質が上がり、その結果経済発展に繋がるわけです。

成長が早い地域の特徴として、母の権力がそれなりに高い事が挙げられるようです。地域で言うと欧州の北欧スカンジナビア地域となります。
新興国の中でもインドのケララ州は女性優位な社会と言われており、他の男性優位の地域と比較して教育水準が高いようです。
東大に進学させたママはメディアやTVで特集される時もありますが、男性は少ないと思います。教育に影響を与える因子として性別差は大きいのでしょう。

女性と一括りにしてはいけないのですが、とは言っても、女性は勤勉で真面目で丁寧で同じ事を地道に続ける事ができる傾向があります。
洋服を縫う工場、海外の家電や電気電子系プロダクトを生産する現場には数多くの女性がおります。
タイの山奥にすむ山岳民族の大事な衣装を数ヶ月かけて織るのは女性です。

だいぶはしおりましたが、大局的にみて女性は社会にとって宝とても重要ですね と言うことを書いてみました。

と書きながら後を向いている風呂上りの妻の体に触れたら、うわびっくりした!この季節ならではゴキブリかと思った! と言われてました。 
苦笑いです。

最後までお付き合い頂きありがとうございました。

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