ブラアカの1年 #2 〜楽器転向者編〜

新歓note企画第三弾としてお送りする「ブラアカの1年」では、初心者楽器転向者などとして入団した団員がブラアカでの最初の1年をどう過ごしたかについて、それぞれの団員の視点からご紹介します。

今回は楽器転向者編として、トランペット2年のKさんに語ってもらいました!

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僕は中学生のときに吹奏楽部でホルンを吹いていて、高校は硬式テニス部に入ってバリバリ運動してました。そして、今はブラアカでトランペットを吹いています!

新歓期

一年を振り返るということで、まずは入団するところから。あの日、幾重の楽器が奏でる音色に心を奪われブラアカへと自然と足が動いた…というマンガのような理由ではなく、僕の姉がちょうどブラアカに入っていたこともあり、ブラアカの楽器体験へと行きました。そして、3年ぶりに楽器を吹き、楽器の楽しさを再認識したのと、先輩がとても優しくておもしろかったので入団することを決めました。
「じゃあ、なんで楽器転向したんだ?」って思いますよね。これには理由があります。トランペットパートの人が足りず困っていると聞いた時に、ホルンを吹いていた身からするとトランペットの高音に少し憧れもあり、また細かいフレーズも軽々こなすトランペットが楽しそうだなと思いトランペットに決めました!

入団後

ここからはブラアカ入団後です。楽器転向した人も初心者と特に変わらず、初めは先輩から吹き方だったり基礎練習を教わります。やはり楽器転向して最初に戸惑ったのが、吹き心地の差です。ホルンとトランペットだと、抵抗感が圧倒的にトランペットのほうが強く初めの頃はすぐバテてしまい練習があまりできず苦労しました。また、少し楽器に慣れてくると、オリバンド演奏会(初心者を中心として行う団内演奏会)に向けての合奏も始まってきます。さらに、同じパートで経験者で同期の団員と週一でサシ練(1対1での練習)も始まりました。この練習で自分の音がトランペットらしい音色じゃないということに気づき今も試行錯誤しています。

五月祭では初心者や楽器転向者は裏方としてのサポートがメインです。なので、お客さんの前で吹くのは11月末にある駒場祭が初めてです。そしてなんと、僕は駒場祭の一曲目でone player(パート内で1人しか演奏しない部分)を吹かせてもらうことができました!

駒場祭が終わると次の演奏会である定期演奏会(2月)に向けての練習が始まります。曲数が多く、難しい曲も多かったです。ただ、練習期間が長いためじっくりと練習できるのでそこまで焦る必要はありません!定期演奏会直前になると、駒場キャンパスの中にある駒場小空間というホールで練習をします。この練習は朝から夕方までやるので長く、ちょっとした合宿のような雰囲気でとても楽しいです。お昼休憩の間で、パートの人とお好み焼きを食べたりもしてとても楽しかったです!定期演奏会本番はとても楽しく、あっという間に終わってしまいました。まだまだ吹けていないところも多く反省することは多かったですが、それでも達成感を感じ、ブラアカに入ってよかったなと改めて思いました。

最後に

楽器転向する方にはそれぞれ何かしらの理由があると思います。初めは元の楽器がよかったと思うかもしれません。実際、僕も思っていました。それでも、上手い先輩たちや同期の音色を聞き、指導を受け、その気持ちも少しずつ変わってきました。今では楽器転向したのも悪くなかったと思っています。楽器を転向しようと思っている新入生の皆さんも躊躇わず、挑戦してみてください。きっと、悪い選択じゃなかったと思えるはずです!(ちなみにですが、春と夏のアンサンブル大会などでは元の楽器を吹くこともできるので、久々に吹きたいという要望にも応えられます!)

Tp,2年.K

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