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「変数」と「式と演算」 職業訓練23日目

おざーす。今日もJavaの入門的な講義でした!

目次


⑴変数

⑵識別子

⑶型

⑷変数の宣言

⑸変数の利用

⑹キーボードから入力

⑺式と演算子

⑻演算子の種類

⑼演算子の優先順位

⑽型変換

⑴変数

変数とはプログラムを実行するために必要な値をコンピュータ内部のメモリに記憶させる機能です。

変数を扱うためには、変数の名前である「識別子」と変数のデータの「型」の2つを決める必要があります。

⑵識別子

識別子とは変数の名前です。以下のルールを守れば自由に名前をつけることができます。自由ですが分かりやすい名前にしましょう。

・通常、英字・数字・アンダースコア・$などを用いる

・長さに制限は無し

・あらかじめJavaが予約しているトークンである「キーワード」は使えない。  classなど。

・数字から始めることはできない。

・大文字と小文字は区別される。

⑶型

データの型のことです。

現在の講義では「int」と「double」という2種類のデータの型を使っています。

「int」は整数のデータです。小数点以下は切り捨てされ表示されません。

「double」は小数点以下も表示します。ただし純粋な整数であっても。5.0のように表示されたしまいます。

⑷変数の宣言

変数の宣言は「型 識別子;」の形で宣言します。整数のデータを使用する場合は

int number1;になります。

データの型は「int」、識別子が「number1」です。今回は数値のデータなのでナンバーにしました。もし取り扱う数値が増えたなら、ナンバー2、ナンバー3といった具合で名前を付けていけば良いです。

⑸変数の利用

・変数の代入

number1=5

このようにすれば「number1」は5という風に処理されます。

そして「number1」を実際に出力します。

System.out.println(number1)

このようにソースコードを入力すると、画面には5と表示されます。

・変数の初期化

「型 識別子=式;」で初期化されます。

・例 int number1=5-3

このようにソースコードを入力するとnumber1は2という処理がされます。

・変数の値の変更

初期化は全ての処理を変えてしまいますが、変更の場合は値を上書きして変数の値を変更することができます。

・例

int number1=5

System.out.println(number1) ・この段階では5が表示される

number1=2 ・値を変更

System.out.println(number1) ・この段階では2が表示される

⑹キーボードからの入力

いきなりソースコードの例から入ります。

import java.io.*;

class Sample1

{

    public static void main(String[] args) throws IOException

    {

      BufferedReader br=

        new BufferedReader(new InputStreamReader(System.in));

       String str=br.readline //キーボードから入力された文字列をstrに読み込む

{

{

とりあえずこれを暗記します。

ちなみに「String str」は変数です。「String」が文字列データの型で「str」が識別子です。キーボードから入力されるデータは文字列データとして読み込まれます。

・キーボードから数値の入力

import java.io.*;

class Sample1

{

public static void main(String[] args) throws IOException

{

System.out.println("身長を入力してください");

BufferedReader br=

new BufferedReader(new InputStreamReader(System.in));

String str=br.readline ();//キーボードから入力された文字列をstrに読み込む

int number1=Integer.parseInt(str);//文字列データの「str」をint型に変換

System.out.println(number1+センチ);

このようにソースコードを入力しプログラムを実行すると

身長を入力してください

170(入力する)

170センチ

このように表示されます。

・複数回のキーボード入力

import java.io.*;

class Sample1

{

public static void main(String[] args) throws IOException

{

System.out.println("長方形の縦と横の長さを入力してください");

BufferedReader br=

new BufferedReader(new InputStreamReader(System.in));

String str1=br.readline(); //キーボードから入力された文字列をstrに読み込む

String str2=br.readline();//2つ目の入力

int number1=Integer.parseInt(str1);//文字列データの「str」をint型に変換

int number2=Integer.parseInt(str2);//2つ目の変換


System.out.println(number1*number2+”平方メートルです”);

{

{

実行画面では

長方形の縦と横の長さを入力してください

3(入力)

4(入力)

12平方メートルです

と表示されます。

⑺式と演算子

式とは演算子とオペランドを組み合わせて構成されています。

1+2この式における演算子は「+」でオペランドは「1」と「2」です。

1+2の所謂答えを出すことを式の「評価」と言います。

⑻演算子の種類

こちらをご参照ください。手抜きですみませんw

⑼演算子の優先順位

基本的に算数と一緒です。左から右へです。ただし、足し算、引き算より、掛け算、割り算が優先。()が付いてるものが更に優先されます。

⑽型変換

class Sample1

{

public static void main(String[] args) 

{

int=inumber

inumber=160

System.out.println(inumber);

double dnumber=inumber//大きなサイズの型(double)に変換

System.out.println(dnumber);

{

{

実行するとこのように表示されます。

160

160.0

「int」整数の型から「double」に変換したので小数点がつきました。

ただし同様の方法では大きサイズから小さいサイズには変換できません。

・キャスト演算子

この方法であればどんなデータ型も変換できます。

int inumber=(int)number

識別子の後ろに()付きでデータの型を指定するだけです。








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