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Burning Phoenix Token (ΦBPT):P2P 時間価値売買 WP#2β

GuilDAO:B.Phoenix
Founder:aRu
Twitter  :
@Metaverse_Tokyo
Since     :2022 September 18

Release :2022 November 6

本ホワイトペーパーは2部制であり、こちらは第2部です
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1.イントロダクション

価値とは

「価値とは何だと思いますか?」

 2000年代に入り、人々は『$BTC-仮想通貨』の価値に気づきました。
 現実世界で、手に取れないモノに大勢が価値を認めた結果、数100万円の価値が付きましたよね。

 急ですが、数100年前に人々が気づいた価値を見てみましょう。

1665年 ニュートンは重力[N]に気づきました。
1840年 ジュールは仕事量[J]に気づきました。

仮想通貨も含め、これらは
『そこに存在するものの、人間には実体確認できないモノ』です。

 簡単に説明します。
 あなたは、私生活で重力[N]について実体確認した事がありますか?
 
 体重50㎏のAさん
「私には490[N]の重力が掛かっています。ほら見てください。ここに重力がありますよね?これが私を引っ張っているんですよ」

 なんて事を言いませんよね?重力は確かに存在していて、証明する事は出来ても直接的に実体確認する事はできないです。ある意味、目に見えないからです。物理を習った人なら490[N]のくだりを言うかもしれませんが、これはあくまでW=mg(490=50×9.8)という式を知っているから出てくる言葉と言えます。無知の状態で重力の存在に気付く人はいるのでしょうか?

 ニュートンが重力の存在に気づき、それを大勢の人が認めたから、重力の価値が生まれたのです。仮想通貨に金銭的価値が付いたのと同じですよね。

 ここで言う重力の価値は、物理計算です。物理計算ができるようになったことで、計算によるシュミレーションができるようになりました。
 様々なモノづくりで、安くて丈夫な材料を選び、安全な工程で、効率的に消費者に届ける事ができるようになったという、ある意味革命が起きているのです。重力の存在を認知できていなければ、文明レベルは進んでいなかったでしょう。

 このように、重力だけでなく、先人たちが『そこに存在するものの、人間には実体確認できないモノ』に気づいて下さったお陰なのです。
 様々な法則の発見なしでは、この文明を作ることが出来ていなかったのです。

重力は生産革命
ジュールはエネルギー革命
仮想通貨はブロックチェーンでのデジタル革命ではないかと思います。
ここは完全な個人の見解です。

 冒頭でも述べた通り、『$BTC-仮想通貨』が近年の『気づき』です。
 実体確認が、できないものを購入すると言う事。これを数百年前の人に言ったら笑われるでしょう。しかし現実で起きています。

人は、紙幣に価値があると思っている。
   硬貨に価値があると思っている。
   ゴールドに価値があると思っている。
   仮想通貨に価値があると思っている。
   電子マネーに価値があると思ってる。

 多くの人間が『思っている』からこそ、価値は生まれるのです。そこに生まれた価値は、信用に足る機関が保証する事で、価値が確定されます。
 そして確定された価値は、基本的に需要と供給のもと変動します。
 $BTCに金銭的価値が付いたのは発行枚数という供給が限られているからで、重力[N]や、仕事量[J]に金銭的価値が付いていないのは、無限に供給されているからです。

 需要と供給で金銭的価値変動するものは、何かが要因で価値が暴落すれば、確定した価値は、価値が無いと多くの人間に『思われてしまう』ため、例え信頼に足る機関が価値を保証していても、価値の確定は崩壊します。

   紙幣は紙切れに。
   硬貨はおもちゃのメダルに。
   ゴールドはただの金属に。
   電子マネーは分厚い紙に。
   仮想通貨は電子ゴミに。

 そんな事がある訳が無いと言う人も居るかもしれません。
価値というものは、上昇には時間がとても時間がかかりますが、価値の下落は一瞬です。いくつか例を挙げてみましょう。

【法廷通貨】 
1980年 1ジエンバブエドルは325円
2008年 1ジエンバブエドルは0.0000000000085円
要因:ハイパーインフレ

【電子マネー】
2022年 大阪・京都の某スーパーマーケットのオリジナル電子マネーが価値0円に。いくらお金が入っていても価値0円。
要因:スーパーマーケットの閉店(予告なし・従業員にも予告無し)

【仮想通貨】
2022年 某ステーブルコインの暴落。1枚1万1000円→0.03円
要因:ドル連動の崩れ

【ゴールド】
 これに関しては、長期目線で見た時に目立った大暴落は無く、常に高値を目指しています。
 しかし、人工ゴールドの製造方法が確立された時、暴落は起こるでしょう。現代技術で人工ゴールドを作ることができますが、1年間で製造できるゴールドは約1円分です。
 ゴールドはスマホなど様々な物に使われるので、現在は価格上昇ができていますが、もしもAIや量子コンピュータによって効率的なゴールドの製造方法が確立された時には、価値は落ちるでしょう。
 私も少量ながら保有しているので、もちろん暴落を望んでいませんが、加速する技術の発展を日々目の当たりにしているので、『絶対的に人工ゴールドの効率的な製造方法が確立されない』とは言えないのです。

私は『価値とは、有るようで無いもの。無いようで有るもの』だと考えます。
 このイントロダクションを読んで頂いた事で、
『そこに存在するものの、人間には実体確認できないモノ』に気づき、それに価値を付ける事への理解が頂けたら幸いです。
『価値とは、有るようで無いもの。無いようで有るもの』についても、各々で考えて頂ければと思います。価値の付け方は人それぞれだからです。

長いイントロダクションもまもなく終わります。
『有るようで無いもの。無いようで有るもの』は、実はお金や、仮想通貨、ゴールド、電子マネーだけでは無く『時間』もこれに該当します。
 
 時間はそもそも捉えにくいものです。『時間の流れ』という比喩が存在しますが、そもそも比喩は異なるモノを結び付ける表現方法です。つまり時間は流れていないのが正解かもしれないのです。
 「かもしれない」と言うと、とても自信が無いように思われてしまいますが、時間の場合この表現が正しいのです。
 時間論で有名なアウグスティヌスは「私はそれについて尋ねられない時、時間が何かを知っている。尋ねられる時、時間を知らない」と述べた。
 このように、時間とは何かと問われて誰も正解は出せないでしょう。

 つまりこれは、重力[Nのように『有るようで無いもの。無いようで有るもの』なのです。

2.時間価値

 21世紀以降における時間価値は、世界で最も価値があるものです。現在の人間の時間は一方向かつ有限であり、そのうちの『可処分時間』と『隙間時間』は希少であるからです。

補足
『可処分時間』・・・仕事・食事・睡眠などの生活に欠かせない時間以外で、自由に使える時間。
例:自由時間、土日祝日の何もしなくてても良い時間。

『隙間時間』・・・文字の通り、予定と予定の隙間にできた、余裕時間。
例:電車の待ち時間、乗車中の時間、人を待っている間の時間。

 時間の有効な使い方こそ、クオリティオブライフに直結します。
 仕事、勉強、家事などの心身の疲れを癒す事が出来るのも、可処分時間です。
 18世紀のフランス作家プレヴォの言葉「時はその使い方によって金にも鉛にもなる」の様に、時間を上手く使う事によって大きなものを手に入れられるでしょう。

 皆さんは、約15年前から多くの企業が『隙間時間』と『可処分時間』の奪い合いをしている事をご存じでしょうか?
 コンテンツが無限に増えているため、少しでも自社の提供するサービスにお客様を留めておこうというものが、企業間での時間の奪い合いです。

 無限に増え続ける娯楽などの『コンテンツ』と、
 増やしたくても増えない人間の『時間』。

無限に増え続ける『コンテンツ』を$BTCを求めるユーザーだとします。これは需要です。
有限な『時間』を$BTCの発行枚数だとします。これは供給です。

 もうお分かりですよね?『時間』はもしかすると、世界で最も価値のあるモノなのかもしれないのです。

 そして、その時間価値をデジタル化したものがΦBPTです。
 ブロックチェーンによって、デジタルのモノに本物だという証明が出来るようになりました。
 デジタル所有物の時間も証明できるのでは?
 証明が可能であれば、P2Pでサービスの時間価値を売買ができるのでは?
という考えの元、ΦBPTを構想しました。

3.ΦBPT概要

 『時間を付与し、時間切れで自動バーンされるトークン』

 バーンというものはトークンを消去する行為です。これをすると、市場に出回る流通量が減る為、トークンの希少価値の上昇につながります。
 現在のNFTは『投資』と『コレクション』という用途が大きいと思いますが、BPTの場合は『使う』がメインです。
 バーンされる時間が決まっている為、ホルダーは『売る』か『使う』かを、迫られます。
 メタバースやX2EでNFTを扱うには、NFTは高価な物となってしまっています。2022年11月現在の基本的なNFTチャートでは、一過性の上昇を見せた後、急降下するか、上昇しきって上辺で止まり手を出しにくいという現状があります。
 私は、NFTはX2Eに向いていないのではないかと考えました。
 メタバースはまだ、完全に確立したものが登場していないので、今は分かりません。

 これらの問題を解決する可能性を秘めているのがΦBPTです。
 価格の急上昇と急降下を供給量の調整で抑制し、流動性を向上させたりと、市場流通量を操作する事が出来るのがΦBPTです。

 つまりバーンされたら、ΦBPTの発行元が好きなタイミングで、新たなBPTとして再び流通させる事もできます。
 それでは、「バーンする意味が無い」と言われてしまうかもしれません。

 ΦBPTに付与する時間は自由ですし、発行枚数も自由ですし、利用用途も自由です。ΦBPTにおけるバーンの概念は、今までのトークンのバーンとは違うのです。

 この時間切れで自動でバーンし、発行元が好きなタイミングで再び流通させることができるという過程は、”死んでも蘇ることで永遠の時を生きると言われる伝説上の鳥であるフェニックス”になぞらえて、
Burning Phoenix Token(バーニングフェニックストークン)
略してΦBPTとしました。

 ΦBPTのΦ(ファイ)は、$BTCの$(ドル)の様な通貨マークとして付けました。
時計に近い記号を探し、Φを見つけました。ΦBPTは時間のトークンなので、購入前に、一目で判別できるように新たな通貨マークが必要だと思いました。コレクションにしたくて購入しても、決められた時間が来たら消えてしまいますからね。

 また、ΦBPTはトークンに命を与える行為でもあると捉えています。
 例えば、今後AIが生活の補助をしてくれる時代が来るでしょう。その際に、AIに寿命を与えてみてはいかがでしょうか?『生きて死ぬ』この行為は、儚く尊いです。寿命を与えるかどうかは、もちろん自由ですよ。

 これらはΦBPTの使い方の一片に過ぎず、今後のWeb3で可能となる、より良い社会に貢献できるでしょう。

例えば……

時間価値商品/新型サブスクリプション/自動型デフレトークン/時間型自由貨幣/有効期限付きの割引券/期限付きの乗車券や入場券/X2Eでのお試し用NFT/メタバースの電子広告/AIのNFTに寿命を授ける/X2Eでの価格の乱高下抑制/パスポート、各種免許証の電子化/マイナンバーカードとの併用/ウォレットに制限をかける

 BPTの有用性は無限大であり、今後のWEB3、デジタル社会、メタバース、AI社会で起こりうる問題の解決となるなど、SBT(トレード不可能なNFT)と併用『SBPT』として使用される未来がすぐに来るでしょう。

この文章はベータ版なので、分かりやすい様に今後つぎ足す事があります。

図や挿絵の追加など

4.コアチーム募集・コミュニティモデレーター募集

  • Twitter DM @Metaverse_Tokyoに「コアチームに入りたい」という趣旨のご連絡をください。応募用フォームをお渡し致します。

  • Web3、デジタル社会をより良くしたい方 歓迎

  • 応募フォームに、ご自身が担う事ができる役職を記入していただきます。

  • お仕事と兼業OK DAO掛け持ちOK

  • コアチーム応募締め切り:2023年1月31日まで

  • NFT-Gen0の販売:2023年1月初旬予定

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