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お手紙を書くことが好き。#15分500文字note

今日からの帰省に先立って、ちょっと早めの「母の日」をかねてプレゼントとお手紙を用意した。

物心ついた頃からお手紙を書くことが好きだった。小学生の頃から、お誕生日・母の日・父の日・敬老の日にはお手紙を渡してたと思う。もしかしたら、始まりは親になにか言われたのかもしれないけど。

友達や家族をはじめ、塾の先生、会社の同期や先輩、先日のエッセイで取り上げたお客さん、様々な節目でお手紙を書いてきた。お誕生日のお祝い、留学のお見送り、卒業で離れ離れになるとき、地元に戻るお見送り、産休育休の見届け、退職時のお礼などなど。

便箋と封筒選びから、相手のことを考える。お手紙じゃないけど、結婚式の御祝儀袋もめちゃくちゃ悩むタイプ。

お手紙は、メールやLINE、SNSのDMのように、返信や反応を求めてるものではない。と、個人的に思う。自己満と言えば自己満で。ただ、自分の言葉で、筆跡で、気持ちをちゃんと伝えたいから、その手段を選んでる。残るもの、見返せるもの、で伝えたいから。話すよりも書いて伝える方が得意で、普段はうまく言葉にできないことも書けるから。

相手のことを考えてるように見えて、実は自分の感情と向き合ってるような気にもなる。「残るもの」だからこそ、すぐに反応が返ってくるものじゃないからこそ、大切に「言葉」を選ぶ。自分の言葉に責任を持たせる。私の伝えたい想い伝われ〜!って体温を乗せる。

今までの人生で、「言葉」にたくさん救われてきたし、勇気づけられて、前を向いてきた。言葉に傷つけられたこともあるから、忘れられない言葉をあげるとしたら、ネガティブもポジティブも半々になりそう。それでも、自分の想いが、言葉が、身近な大切な人たちに伝わったらいいなって。

SNSやnoteのちょっと広い輪っかの人たちに届けたい想いだって、もちろんある。ネットの大海に放つ言葉は、受け取るときの状況によっては毒を盛ってしまうかもしれない。必ずしも薬になるとは限らない。でもせいぜい、かさぶたくらいの役割にはなれたらいいなって思う。

「かさぶた」のことを歌ってる好きな曲が、BUMP OF CHICKENの「かさぶたぶたぶ」です。

また推し曲を紹介する帰結パターンですね〜(笑)。
それでは、ここらへんで終わります。毎回500文字で終わらない。960文字超えた。

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