「IGPI流DXのリアル・ノウハウ」読書メモ
勤め先でDX(デジタルトランスフォーメーション)に取り組んでいます。私はバズワードに流されやすく本質を見落としがちなので、冨山和彦ほか著「IGPI流DXのリアル・ノウハウ」(PHPビジネス新書、2021年7月)を読んでみました。その読書メモを共有します。
◇この本は何なの?
・IGPA(経営共創基盤)グループ代表の冨山さんらが、DX経営の経験や大企業のDX支援の経験を基に書いた本。
・日常のビジネス、経営に役立つためのDXに焦点をあてた本。
・目指すところは「万人のためのDX実践ノウハウ本」。
◇なぜ「万人」に「DX」が必要なの?
・ビジネスパーソンにとって、「AI」や「IoT」などの開発よりも、使いこなすことがより重要な時代だから。
・DXを理解することは、簿記や財務会計、経営戦略、マーケティングと並んで大切なことだから。
・コロナ禍でDXが加速する中で、本質的なDX経営をしないと日本は厳しい状態になると考えるから。
◇どうすればいいの?
・10年後の組織の姿を描く。
・自社のDXの目標と期限を決める。
・目標は「付加価値創出」に注力する。
→バックオフィスのDXなら、クラウドツールなどの導入だけでなく、業務の見直しも同時に行うと良い。
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