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【翻訳記事】5人の主力が抜けたブニョドコル。今シーズンの戦いやいかに
ウズベキスタン・スーパーリーグの開幕を今週末に控え、いよいよ準備も大詰め。開幕前のレセプションを開くなど、すでに開幕を待つのみというチームもある。長めでしっかりした記事が載ることで(筆者の中で)知られるKun.uzから各チームのレポートが上がってきているので、できばえはともかく訳して紹介する。
今回はブニョドコル。代表チームの監督も兼任するヴァディム・アブラモフ氏が率いるチームは、昨シーズンは思い切った若手路線にかじを切った。血気盛んだが経験のない若手を支えた主力選手が多く抜けた中、新シーズンに向けた準備はどれほどできているのか。新生ジャロリッディノフの去就はどうなるのか。記者はアーザムジョン・イッザトゥッラエフ氏、カメラマンはオタホン・ユスポフ氏。
(以下は記事の翻訳)
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2月27日にウズベキスタン・スーパーリーグの2020シーズンが始まる。開幕前にKun.uzの記者がブニョドコルを訪れ、チームの準備、移籍、メンバー、目標設定についての情報を手に入れた。
ブニョドコルの今シーズンの目標は、リーグ戦とカップ戦で好成績を残し、ACLの出場権を得ることである。
ウルグベク・ミルザエフ会長は、シーズン前の準備、フルシド・ギヨソフの移籍、ジャスル・ジャロリッディノフのヨーロッパからのオファーについて語った。
「今シーズンはACLに参加するので、12月16日にシーズン前の準備を始めました。今日までに17回の練習試合を行いました。試合結果にはあまり気にしていませんが、時折ディフェンスに問題が生じることが分かりました。コーチングスタッフが修正してくれると思います。
5人の主力を失いました。フルシド・ギヨソフ(FC安養、韓国)、ジャヴォヒル・カフラモノフ(ソグディアナ)、サンジャル・トゥルスノフ(AGMK)、ショフルフ・ガドエフ(ケシュレFK、アゼルバイジャン)、ムロド・ズフロフ(引退)のことです。
フモユン・ムルタゾエフ(マシュアル)、サルドル・アブドゥライモフ(マシュアル)、バホディル・パルダエフ(メタルルグ)、グロムハイダル・グロモフ(AGMK)、サルヴァル・カリモフ(コーカンド)、ダヴロン・エルガシェフ(フジャンド、タジキスタン)、セリム・ヌルムラドフ(アルトゥン・アスル、トルクメニスタン)といった才能ある選手が彼らの抜けた穴を埋めます。フルシド・ギヨソフは契約満了でのフリー移籍だったので、チームに金銭的な利益は出ませんでした。
ジャスル・ジャロリッディノフは18歳になるまで外国のチームと契約することはありません。イタリアのベネヴェントやその他のチーム、そしてドイツのチームからもオファーがありました。モルドヴァのシェリフ・ティラスポリも彼に興味を持っていました。少し待ってみましょう。望ましいオファーがあれば、彼とコーチングスタッフと話し合い、ヨーロッパのチームに送り出すことになるかもしれません。
スタジアムの準備が完全に整うのは4月になりそうです。3月にはマシュアル、コーカンドと対戦しますが、これは相手のホームスタジアムで行うことになっています。また、3月26日に予定されているウズベキスタン代表対アルメニア代表の親善試合をミリー・スタディオンで行うようにウズベキスタンサッカー協会に申し入れています。
財政的には問題ありません。シーズンに向けて準備するために外国でキャンプを行いました。問題があるようなチームは外国でキャンプを行うことはしないでしょう」とミルザエフ会長は話す。
ブニョドコルのシュフラト・マクスドフコーチはヴァディフ・アブラモフ監督が不在の中でも、トレーニングは計画通りに進んだと強調した。
「トレーニングに失望したことはありません。残念ながらACLではグループリーグに進出することはができませんでしたが、監督が代表チームに合流している間でも、トレーニングを計画通りに行うことができました。
チームは2020シーズンも美しい試合でファンを喜ばせ、ACL出場に向けて戦っていきます。実質的な監督ではないか?事実、あるチームからは監督の誘いがありましたが、これは運命です。今までのところ、ブニョドコルでの仕事に満足しています」とマクスドフコーチは語る。
「スワローズ(qaldirg‘ochlar)」の選手も、新シーズンに向けて自らの思いを語ってくれた。
アンヴァル・ゴフロフ(ディフェンダー):
「風邪を引いたため、最後の練習試合には出場できませんでした。戦線に復帰して、必ずチームの力になります。新シーズンも努力して、ACL出場権獲得を目指します
これが私にとって現役最後のシーズンになるかもしれません。それは時が来れば分かりますよ。
どのチームもトップ3に入る可能性があると思っています。例えば昨シーズン、私たちはアウトサイダー扱いでしたが、結果を残しましたしね」
ミルジャホン・ミラフマドフ(フォワード):
フィジカルの問題はありません。十分な休息をとることができました。私の目標は得点王争いに参加し、自身をアピールして外国のチームに移籍することです」
サルドル・アブドゥライモフ(ミッドフィルダー):
チームの一員であると実感しています。チームメイトに感謝しています。マシュアルから1年間のローンで加入しました。マシュアルとの契約は2022年までです。ACLの出場権獲得が今シーズンのチームの目標です」
ブニョドコルの開幕戦は3月1日。アウェーでのスルホン戦となっている。
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