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服と端切れと色味と。2。[服について]

服について。
前回の更新からかなり時間が空いたが、
暑くなりつつあり、
季節特有の見え方に関する:軽さ:
を、どう出しながら、
雰囲気という重みを出していくのか。
服というもの、
服以外でも通用すると思うが、
言葉にしづらい感覚、これが真髄ではないのか。
私はこう解釈する。
   



服の重み、のような雰囲気は何からくるのか。
何か教科書があるわけではないのだが、
着る人の雰囲気と服自体の色合い、
そして小物、特にアクセサリー類の
抜け感をひっくるめて表現されるのであろう、
私はそう感じるのである。

服とは個人における
自己顕示欲とも重なるな、
と感じる。
心の奥で、何か気分や雰囲気、
今日の天気や空の色、
そして感じる空気の匂い。
感じたものをどう素直に表現するのか、
素直な自分にしっかり向きあうツール、
とも解釈をしている


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意味もなく好き、
という感情を抱いたことはないだろうか。
服にも同じような感情を抱く心地があるのだが、
ある程度の理屈も必要と私は感じる。
よく「足し算と引き算」
という理屈でコーデやファッションを組み立てる
人もいる。
前回の服の話の回でも記述したが、
ファッションのバックボーン、
それに伴うカルチャーにも、
理屈、という「意味だて」が存在する。


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自分が初めて感じた服のパッションや
高まる気持ち、
何か嬉しいことが起きるような
高まりが、服が好きな人の原動力では
ないのか、と、
周りの知り合いとも話しながら感じる。
アメカジが好き、クラシックが好き、
はたまたそれをミックスしたものが好き。
そこの重なり合いが、
また新たなカルチャーを
作っていくのではないのか、
そう感じる。



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気分で服の素材や系統、
色合いや組み合わせ具合で変えてしまう
自分の性だが、
気分と違う合わせ方、素材の特性だと、
何か調子が狂う自分がいる。
どことなく自然でいて、
ありのままの自分を表現できる、
そんな心地よさがあるのかもしれない。
季節の変わり目に何か心苦しい、
そんな感覚をよく覚えるのだが、
服の季節的な :重さ 軽さ:が
左右しているのかもしれない、
そんな心地よさと心地悪さが、
服に込められた想い、カルチャーが
自分を鼓舞しているのかもしれない。



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