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「正社員」を立ち止まって考える(2024.9.9)

前回、ラストマイルという映画を観た感想を書いた。
その続きとまではいかないけど、今の自分の仕事や働き方を考え直してみた。

今、私は東京で営業職をしている。
業種は製造業で、社会人は2年目の正社員。
所属している会社は、従業員数2000名弱、創業125年強って感じ。

会社に特段不満もないし、楽しく仕事している。
じゃあいいじゃんって思うかもだけど、まぁまぁ落ち着いてよ。
ちょっと考え直してみよって話じゃん?

「正社員」って聞いて何を思い浮かべるだろう。
・非正規よりも正社員
・公務員ほどじゃないけど、会社がつぶれない限り安定
・1人で家族全員のお金を工面するのは厳しいけど、共働きならいい

人によって違うとは思うけど、ぱっと思いつくのはこんな感じだろうか。
私もそう思っていた。というかまだそう思う節もある。

ただ、映画を見てふと思ったのは、正社員だけど現時点で生活がすごく豊かであるわけじゃないな、ということ。
冷静に考えて、一週間のうちに5日働いて、好きなように生活ができないってどういうことなんだ。
いや、別にフェラーリ買わせろよって言いたい訳じゃないし、タワマンに住ませろって言いたい訳でもない。
物欲が高いわけでもないし、どちらかと言うとミニマムに生きたいと思っている。

スーパーで好きなものを買って料理して、たまにおいしい外食を食べたり、旅行に行ったり。
趣味や娯楽、友達や好きな人にお金と時間を費やせて、「将来」という言葉に対しても、そこまで心配なく過ごす。
そんな豊かな生活。

今の生活に不満があるわけじゃなくて、ある程度豊かだなって思うけど、満足しているかと言われればそうじゃない。
しかも一週間に5日働いている。冷静にちょっと変じゃない?

働きたくないわけじゃない。
むしろやりたいことはあるし、働きたい。
でもちょっと多くない?

それが社会だ!甘えたこと言うな!って人もいるだろうけど、説教受けたい訳じゃないので悪しからず。

一度立ち止まって考えてみると、週3日くらい働いて、2日くらい趣味仲間や何かしらのコミュニティに所属して自分を高めつつ、残り2日は自分の時間を持ったり、大切な人と過ごしたりする。
それに必要なくらいのお金を将来含めて手に入れる。
そういう豊かな生活を望んでいる自分がいることは確かだなと思った。

「正社員」だからとか、この企業に所属しているからとか言う固定観念にとらわれずに、自分の望む生き方にあった形で、働いたり、社会と関わったり、満足する豊かな生活をしようと思う。
まだ道半ばと言うか、道始めだけど。必ず。

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