子どもには目を見て伝えよう
佐藤仁美です。
私は作業療法士として子育て支援をしています。現役で、児童発達支援事業所と放課後等デイサービスに勤めており、自閉症やダウン症のお子さん。診断名がなくても、発育が気になるお子さんをサポートしてます。
今日は、【子どもの目を見て伝えよう】というテーマでお伝えします。
今日の内容は、赤ちゃんから小学校低学年の子が対象です。必要な道具もいりません。すぐに始めて欲しいし、大事なことなんだと頭の片隅にあればお子さんとの関わり方も変わってきます。
《目を見て伝える》ことは当たり前なことだと思う人もいると思いますが、お子さんが自分の目を見ていないと、伝えたい内容が伝わらないです。
これは、障害の有無ではなく全ての子です。
しかも、赤ちゃんからそうです。
先日、特別支援学校で働く人と話をしたときに、先生達は声が小さくても必ず目と目を合わせて伝えるようにしていると話をしていました。やっぱり、教育現場でもそうなんだなと思いました。
私達大人が子どもに対して、目を見て伝えずにいろんなことを言っても、自分のことだと思っていないことがあります。また、わかっていても目の前のおもちゃの方が優先的になってしまいます。
なので、目と目を合わせるように向かいあって、目と目を合わせてから伝えるようにしましょう。
目と目が合わない場合にはどうしたらいいか
中には目が合わないお子さんもいます。その場合は、1日2日でできるようにはなりません。ですが、毎日毎日大人から子どもに目を合わせに行きましょう。
「おはよう」と朝の挨拶から「おやすみ」までお子さんに声をかけるタイミングは沢山あります。「ダメ!」「バツ!」と注意するときも大事ですが、それ以外にも沢山声をかけてください。話をする楽しさ、ふれあいの心地よさを教えてあげてください。
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