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【2023年受験】中学受験体験記 #1

6年生の後期からお通いいただいた方に受験体験記をお書きいただきました。

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Hさんの御両親

娘は低学年から続けているスポーツに夢中だったため、本格的に中学受験に取り組み始めたのは5年生の秋ごろからでした。練習はほぼ毎日だったので集団塾ではスケジュールが合わず、個別指導の塾でお世話になっていました。

6年生の夏期講習までは、出遅れた算数の単元で他の生徒さんに追いつくことで精いっぱいでしたが、娘は自分で行きたい学校を定めて自分なりに努力していたようです。
9月の模試結果で志望校の背中が見え始めましたが、個別指導塾では受験そのものの指導やアドバイスを頂けず、このままでは合格に結び付かないのではないかと心配し、遅まきながら情報収集を始めました。

noteでBOXOUTの記事を見つけ、そのコンテンツに惹かれ無料学習相談に伺ったのは10月のはじめごろ。
先生には最初の相談で、ていねいに中学受験との向き合い方と、娘が志望するであろう学校について詳しくお話を伺い、我が家が中学受験の実際についてほとんど理解できていなかったことを認識しました。

直ぐにでも転塾とも考えましたが、集団塾での学習経験のない娘が果たしてBOXOUTの授業に馴染めるのか、内容を理解できるのかなど、不安は尽きませんでした。
思い切って体験授業に送り出したところ、最初から集団授業を楽しめている様子でした。6-7名の小規模クラスで、講師の方々や生徒さん達との距離感が短かったこと、そして生徒さん達が温かく迎え入れてくれたからだと思います。
それから、有料学習相談と自習室の併用の慣熟走行期間を経て、11月から転塾させて頂きました。

先生から6年生クラス向けチャットルームで、毎回の授業報告と個別のコメントが頂けたことや、父兄向けに中学受験に関するアドバイスを頂いたおかげで、受験への不安、成績への苛立ちといった、“魔のXX月”のような経験をすることなく冬期講習まで一気に駆け抜けたような気がします。またチャットルームのコメントは家庭で夕食時の話題となり、娘からは、これまで考えたこともなかった“問題への向き合い方”から教えて頂けている、厳しくも楽しい授業の様子が生き生きと伝わっていました。

娘はBOXOUTで、毎日真剣に勉強を重ねて成果をあげている生徒さんを目の当たりにして、刺激を受けていました。
大手塾のレベル別教室編成ではあり得ない、10人前後の生徒さん達との無差別級の戦いを通じて、中学校受験に必要な基本姿勢や勉強量を理解できたようです。
成績上位の生徒さんには、娘を引っ張って頂き、ほんとうに感謝をしています。冬期講習では、数多くの演習を重ね正答率を競い合うことで娘の学習体力がつき、できる生徒さんが過去問を60年分解いていると聞き、自分にも高い目標を設定して取り組む姿は、ほんとうに見違えるようでした。

中学受験生は入試本番まで伸びる。これは、本当でした。入試直前2週間で、毎日仲間と競い合うなかで志望校の過去問の得点が高位安定するようになっていきました。

そして講師の方々には疲労のピークの1月28日にサプライズで激励会を企画して頂いたことで、娘の“やってやる気合”が炸裂したようです。
先生方とクラスの仲間のおかげで、娘は熱望校に合格することができました。

ずっと算数に苦手意識がありBOXOUTに入塾後も、他の生徒さんとのギャップを意識していた娘が入試直前には算数が好きと言うのを聞いて、ほんとうに驚きました。
ここまでの自信と達成感を与えて頂いたBOXOUTの指導と中学受験に感謝しています。

カリタス女子に進学

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 6年生の遅い時期に学習相談にお越しいただいたので、当初は転塾に慎重な姿勢をとっておりました。その時期は、環境を変えることがベストとは言いづらく、お父様とは入念にご相談をさせていただきました。しかし、お通いいただいてからは、それまでの不安が杞憂であったことに気付くだけでした。
 課題であった算数も、中学受験算数を教わっていなかったことだけが原因で、基礎から中学受験算数を教えれば、すぐに理解していきました。また、中学受験よりも繊細なスポーツ競技を取り組んできただけあって、集中力は高く、それは算数でもミスの少なさに出ていたと感じています。取り立てて、私たちが「指導した」ということもなく、自分自身の力で主体的に成長してくれたと感じています。

 進学先が決まった今は、何よりも低学年から打ち込んできた競技での活躍を期待しております。そちらでの活躍も、とても楽しみにしております。


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