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どんな人にも主役になる日がある

”華やかな音楽とともにスポットライトがあたる。拍手に包まれて、表彰者がステージに登壇していく。誇らしげな表情や少し恥ずかしい表情など、それぞれの想いを浮かべながらも、関わるみんなが笑顔になる。”

「表彰式」と言われて私が思い出すのは、そんな瞬間です。

前職時代、半年に一度の表彰の場づくりに関わっていましたが、そんな風に笑顔が連鎖していく瞬間がたまらなく好きでした。

「自分もいつかあの場に立ちたい」と、表彰されなかった社員もまた頑張る理由になるような場をどう演出するか。そのために、どんな音楽を流すか、照明の当て方、花道の距離まで、空間づくりはとても重要だと感じていました。

一方で忘れてはならないのは、何か大きな成果の裏側には必ず誰かの支えがあるということです。

もちろん、仕事は一人ではできないし、会社は組織で動いています。

もしかしたら、「なんで自分じゃないんだろう。。」「どうしてあの人がMVPなんだろう?」と心の中で思っている人がいるかもしれない。だからこそ関わってきた人たちへの納得感を得るために理由をしっかり伝えることがとても大事だと痛感したこともありました。

どういう人を評価するのか、というのは会社からのメッセージであり、その積み上げがカルチャーとなっていくんですよね。

プロフェッショナルな仕事の裏側には、一言で伝えきれないこだわりや流儀、誰かへの感謝など表彰の瞬間だけで伝えきれないものがたくさん眠っています。

“Every dog has his day”「どんな人にも主役になる日がある」

私の好きな言葉です。表彰式の場はまさにそんな瞬間を表しているし、talentbookというプロダクトを通して、そんな1日を演出する場にぜひ活用いただけたらいいなと思っています。

(2021.8.30 talentbook Magazine 編集後記より)


※本記事は、毎週talentbookのお客様向けにお送りしているニュースレター「talentbook Magazine」にて掲載しているPR/Evangelist クボケイタによるコラムを抜粋し、再編集したものです。


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