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最近とアトピー、岡崎京子

大学2年生の夏休みが始まってからほぼ家族と彼氏としか喋っていないので書くことが彼氏のことしかない。もともと空っぽの人間ではあるがなんだかそのことに対しても嫌だとか思わなくなった。彼氏ができてからわたしは無欲になった。前はこの勉強がしてみたいやら、あそこ行ってみたいやら色々あったが今は全てどうでもよくなってしまっているので、このままではいかんなと思っている。留学している中学の同級生のストーリーを見て嫉妬すらしなくなったのはわたしが大人になったからだろうか。虹プロを今見てもきっと悔しく思わないのはわたしが大人になったからだろうか。よくわからない。彼氏もきっとわたしの色々なものに積極的でキラキラしていたわたしを好きになったであろうから、約2時間後に1ヶ月半ぶりの再会を果たした際にどんな顔をされるのかわからなくて少し怖く感じている。
おま、このままでいいのか⁉️というわたしと別に良くね〜というわたしがいる。どっちが天使で悪魔かはよくわからない。
こんな感じでぼやぼや生活しているせいで、最近アトピーがまた酷くなってきた。今も左手の甲が熱を持っている。アトピーの方ならわかると思うが、突如プツプツが現れ、それを掻き壊すと中の体液が爪につまり、その手で掻くとまたプツプツが広がっていくあれである。アトピーは確かギリシャ語で不思議みたいな意味があるらしいので、あまりよく解明されていないらしい。真偽不明だが。
何も考えていないとはいえ、何かがストレスになっていて、わたしの繊細な肌が反応しているのだと思う。

わたしは岡崎京子が大好きなので、最近は漫画のトレースをして遊んでいる。もともとお絵描きが好きだったこともあり、とても楽しい。目の前の紙が岡崎京子先生の絵で埋まっていくのは、なんだかコレクションをしている時の気分になる。
だがわたしは彼女の漫画が好きだと言っても2冊しか持っていない(リバース•エッジとヘルタースケルター)ので、古本屋で探さねばと思っている。
岡崎一色に染まりたい日々なので、Netflixに入ってる岡崎原作の実写を一通り見た。どれも少しずつわたしの解釈が違うが、それぞれ監督の色が出ていて素敵だなと思う。おとといチワワちゃんを見た。原作を先に観ていたら実写のキャラを許せていなかったと思うので、これでよかったと思う。視覚芸術色が強くて、オープニングの入りが最高だった。最高すぎて久しぶりにほんの少し嫉妬みたいな感情が湧いた。
チワワちゃんという実写化された映画を見たと彼氏に電話で伝えても、わたしに口頭で面白く語る力がないので、その話題はすぐに流れてしまった。自分の好きなものに自信を持ちたい人生である。少なくとも好きな人には好きなものを語れるようになりたい。

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