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リラクセーションとコーピンググッズの始める

●予防的対策が大切

ストレスマネジメントもコーピングも、予防的な対応をとることが大切です。
詳しくはwebサイトへ。


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●3つの知る

様々な予防的な対策の前にしなくてはいけないことがあります。それは以下の3つの知るです。

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【要因を知る】

要因からの回避、距離のたもち方、軽減・除去(又は充実・保障)につながる

【自分の状態を知る】

予防的に対応するタイミングを知ることができる。


【方法を知る】

周囲の提案や自分で必要な時にリラックスやコーピングを具体化することができる。実際には使わなくても知っているだけ大きな効果がでるということです。

詳しくはwebサイトへ


●自然に知ることが難しい

自閉症・ADHDの人は、3つの知るを自然に知ることが難しく整理することが難しいのです。

詳しくはwebサイトへ


●氷山モデルシートで3つの知るを整理

私は氷山モデルシートで整理します。

それを元に、リラックスやコーピングの方法を設定するなど支援計画を立てます(現在、記入例を作成中、しばらくお待ちください)。

ゴールは、自分でリラックスやコントロールができるように導くことが必要です。


●リラクセーションやコーピングの方法を習慣化して教える

多くの支援者がこの始め方を間違っている場合があります。それは、本番で方法を練習し、始めることです。自閉症の人は、意味の結びき関係理解の困難さがあります。その方法を本番つまり癇癪になったり、感情が高ぶったりした時に実施すると、それは癇癪や感情の高ぶりの方法やツール、きっかけになります。

生活の中の安定している時間に練習して、習慣化するプロセスが必要になります。以下がそのプロセスです。


1.リラックスの方法を探す

・特性に考慮した内容(感覚的なもの、繰り返しの仕事など)
・一般的な方法を試みる。(体操、音楽など)
・キーワードやキーフレーズを繰り返す
画像などを観たり、頭に浮かべる
・カームダウンエリアの利用※

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※カームダウンの設定はこちら


2.リラックスの方法を実施する(スケジュールに入れて)

★一日の中で一番リラックスしている時間にリラックスの方法を実施します(いくつかの時間帯でスケジュールにいれて実践します)。
・この段階はリラックスの習慣を作っている状態ですので、興奮している時やストレスが溜まった時には実施しません。


3.リラックスを習慣化する

・「2.リラックスの方法を実施する」の段階を繰り返して、リラックスの方法を習慣化させます。徐々に様々な場面、時間で実施できるようにしていきます。


4.本番の実施(変更システム等で伝える)

本番は、フラストレーションが高まった状態ではなく、その前です。変更のシステム、臨時スケジュールを活用する。


※感覚の特異性がストレスなどの要因の場合はこちらのプロセスはこちら

詳しくはwebサイトで、



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