甘々な少女漫画が読みたいとき-稚野鳥子作品をめぐりつつ
久しぶりの更新となってしまいました。
しかし書きかけの下書きはいっぱいあって、
これもその一つ。前回の記事のちょっとあとのお話です。
『あせとせっけん』は青年漫画だったけど、恋愛漫画だった。
そのあと。
稚野鳥子先生の世界を満喫しておりました。
概要
『クローバー trefle』、『クローバー』、『東京アリス』、『東京アリス girly』※『クローバー』は無料分しか読んでいない汗girly girly』※『クローバー』は無料分しか読んでいない汗
恋愛漫画の世界にどっぷり浸りたい時もあるのです。
夢物語の世界。
稚野鳥子先生の上記の作品(『東京アリス girly』以外)は、働く20代女性の仕事と恋愛。『クローバー』は20年前の作品だけれど、当時の恋愛感を色濃く感じます。
オススメポイント
甘いんです。どの作品も相手役の男性たちが基本、王子様みたいなイケメンで稼げる人ばかり。その上、不器用だけど、優しいから、そこがキュンとします。イケメン不器用男子の優しさに、、、、キュンとしたかったのか、わたし?
現実逃避をしたかったのかもしれませんが、
つまり現実逃避をしたい人にオススメかもしれません笑
読む際の準備
今だったらモラハラ、パワハラ、セクハラだなぁと感じるかもしれないことやオフィスで喫煙とか、、、懐かしい!と思う人もいれば、衝撃!!と感じる人もいるでしょう。
※あくまで個人の見解です。また作者の方にそう言った意図はないと思われますので悪しからず
90年代後半の世界。
昔の漫画を読むのが好きなのですが、理由はこういう時代感を感じたくて。
「今」だけにフォーカスしていると脈々と続いている過去との区別がつきづらいけれど、20数年前の世界に一気にタイムスリップしたかの様な感覚を味わえるのが過去の作品のよいところです。
『東京アリス』、『クローバー trefle』は現在に近いけれど、『クローバー』と現在の間なので正しくグラデーション。
読後感
一方。
今も昔も変わらない、
女の子の夢。
一番好きな人のお嫁さんになりたい。
を、思いださせてくれます。
価値観が多様化していく中で今も昔も変わらないとは書いたけれど、形は確実に変わっている。
その変わらないモノと変わったモノを味わえます。
追伸
女の子ってめんどくさい。めんどくさいけどかわいい。
そんなことを感じて、自分の中の女の子を感じました。どっかにいった?もしや埋もれてしまった?幾つになってももっているはずの女の子な部分を呼び起こす作品なのだと思います。
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