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イタリア買い付け備忘録①

このページを訪れてくれてありがとう。
名古屋で大学生活を送る傍らヨーロッパで買い付けたヴィンテージ古着を国内で販売しているAmanoと申します。

今回は、二度目のイギリス買い付けと初のイタリア買い付けに関して、商品紹介を交えて綴っていきます。僕が経験したことや感じたことをできるだけダイレクトにお伝えしたいので少々言葉遣いが乱雑になるかも。悪しからず。


ナポリ空港に到着し、ホテルのチェックインまで時間があったのでまずはナポリの街を散策です。

たくさんの新鮮な果物、魚や肉、チーズを売るお店が石畳の路地に並んでいます。魚屋のおばさんの貫禄が凄いです。

やはり同じヨーロッパといえど、街並みから気温までイギリスとは全く違いますね。

建物の並び方になんとなく台湾と似ている雰囲気が感じられます。

レモン味のシャーベットで少し休憩です。そびえ立つストロー。やっぱりイタリアといえばレモンですね。爽やかで美味しかったです。


チェックインの時間が近づいてきたのでホテルへ向かいます。予約サイトにはWi-Fi完備、ナポリの海が一望できるオーシャンビューとの記載があったのでかなりワクワク。


しかしオーナーが不在でチェックインできず。


まあいいんです。イタリアの地ビール「ペロー二」を飲みながらプラプラします。


予定していたチェックイン時刻からさらに1時間後、オーナーにメッセージを送ります。返信がありません。


いいんです。ホテルの近くのレストランでトマトのパスタをいただきます。


パスタを食べているとホテルのオーナーから返信が来て一安心。

チェックイン方法の詳細について話していると、

(レストランのWi-Fiのパスワードを教えて。)



いやホテルにWi-Fi無いんかい。そんで電波泥棒させんのかい。きっつ。

とりあえずWi-Fiの件はスルーしてチェックインします。

やっとのことで部屋に入り、オーシャンビューに期待を膨らませて窓を開ける。




そこに海はなく、おっきなブルーシートがただただナポリの日差しを燦々と照り返している。きっっつ。

ここら辺の緩さと言うか適当さはヨーロッパならではなのでしょうか。サービスにおける日本の評判の良さが身に染みて分かります。


そんな、非日常が日常なイタリアでなんとか買い付けた商品を紹介していきます。笑

<"Marni"striped panel shirt made in Italy>

FENDIの皮部門を手掛けていることでも有名なCiwiFursの社長であるジャン・カスティリオーニの妻であるスイス人の女性デザイナー、コンスエロ・カスティリオーニが、1994年にイタリアで立ち上げたブランド「Marni」

こちらのシャツは一見するとオーディナルなシャツに見えますが、バックには淡い桜色の生地を使用、両サイドにしつらえられたストライプパネルなど、細部にマルニならではと言えるこだわりが垣間見えます。

「普通のシャツじゃ物足りない」そんな大人のテーラードスタイルにピッタリのこちらの一着、この機会に如何でしょうか。


お次もイタリアンです。

<Cotton flare pants 70’s made in Italy>

イタリア中部の古都フィレンツェ出身のこちらの一本。イタリア語で「花の都」を意味するフィレンツェは、その名の通り古くから文化・美術の中心地として華やかに繁栄してきた街です。

イタリア買付け中、もちろん膨大な量のパンツに触れるのですが、その中でも一際目を惹くパンツは偶然にもフィレンツェ製のものが多かった印象です。素材、デザイン、縫製、どれをとっても一級品。

こちらのパンツも例に漏れず、美しいシルエットに、上質な素材。ランダムに見られるパイル加工による横畝は当時の技術力を鑑みると、相当に手の込んだつくりです。

70年代特有の、膝下から裾にかけて広がりを見せるフレアに加え、ポケットやボタンが付属していないつくり。

フレア構造に薄手のコットン生地をしているので、風通しがよく夏に最適です。

こちらのパンツはローマで買い付けたので、どうせなら現地でスタイリングを!ということで現地の雰囲気と共にお楽しみください。

70年代のホワイトのコットンフレアパンツ、探すとなかなか見つけるのが難しいのではないでしょうか。是非ともこの機会に。

今日はこの辺で。
チャオ👋




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