2021年、カミーノが選ぶ「今年の漢字」
長年の習慣っておそろしい。
フリーランスになったのに、会社員のころとほぼ変わらないスケジュールで働いている。思っていたよりも自由時間は少ない。四半世紀超の雇われ生活は、骨の髄までしみこんで・・・これはアカン。
昨日が仕事納めだった。取引している特許事務所が昨日仕事納めだったので、それにあわせた、というわけ。
フリーランスなんだからわざわざソコにあわせなくても、と思いつつ、小心者なのでそうなりました。
いやぁ、長年の習慣っておそろしい。ほんっとに。
来年は、フリーランスの醍醐味である「フレキシビリティ」をもっと有効活用したいと思っています。
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さて。
2021年もまもなく終幕。年の瀬をまえにやることは山積みなのに、またnoteを書いちゃってます。
書く時間があるなら、ほら、片付けとか、掃除とか掃除とか大掃除とか年末の大掃除とか、あるでしょ?
自分にツッコミを入れつつも、書くのが楽しくて、またここに来ちゃった。楽しむのん、大事。楽しんで自分を甘やかすのん、ときには大事です。
この記事が今年の「書き納め」。ちゃんと納めておかないとモゾモゾするので、納めておきます。
ここまでが前フリ(前フリ長すぎるわ、オイ)。
おととしの年末、こんな記事を書きました。
これにならい、2021年の「カミーノ的 今年の漢字」を決めました。前フリが長かったのでさっそく発表します!
2021年、カミーノが選ぶ「今年の漢字」は・・・
どうしてこの漢字を選んだの?
今年をふりかえると、自分なりの1歩を踏みだせたシーンが多かったなぁと感じたからです。
3月には、野本響子さんの執筆サークルに入り、これまでとは違う視点で「書く」ことと向き合いました。このサークルで出会った方たちのおかげで、文章を書くだけではない、「書く」に付随するさまざまなプロセスを学びました。
5月には、20年間働いた特許事務所を退所し、フリーランス翻訳者に転向。これは、わたしにとって今年最大の1歩です。
予定よりも数年早いタイミングでのフリーランス転向でしたが、ふとしたご縁があったことから決意。きっと、2021年がわたしにとって1歩を踏み出すタイミングだったんでしょう。みるみるうちに、導かれるようにすべてが整っていったので。
11月には、知財メディア「Toreru Media」で商業ライターとしてデビューしました。noteとはちがうスタイルで「書く」を実現できたのは、野本響子さんの執筆サークルでの学びと、「Toreru Media」の編集長・副編集長とのご縁があったからです。複業ライターを目指す身としてはありがたく、とても喜ばしい1歩。
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そのほか、日々の小さな1歩もありました。
日々の小さな1歩が大きな歩みにつながる、という至極あたりまえのことを痛感した1年となりました。
小さな歩みってすぐに効果が見えなくて、待ちきれずに途中で「やーめた!」と言いたくなるんだけど、そこでもうひと踏ん張り。小さな歩みの積み重ねは、あとになって効いてくるからです。
でもそのことは「あとになってみないと」分からない。続けていないと分からない。
逆に言えば、続けていたらだれでも分かります。日々の小さな1歩の積み重ねは大切だ、と。ほんとよ。人生のいろいろを経験したアラフィフがいうんだから、間違いありません。
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今回、2021年の「カミーノ的 今年の漢字」を決めるにあたり、いくつか思いついた漢字をジーっとながめていました。どれがピッタリくるかなぁって。
「歩」の文字を見ているとき、あることに気づいたんです。「ワシはそんなこと、とっくに知ってるわい」という方がいたらごめんなさい。謝っとこ。
「歩」は進むだけじゃない、「少し止まる」ことも含まれているんだな、って気づきました。
「歩」って前に進むイメージだから、いつも前進すべし!という印象をもっていたんですね。オールウェイズポジティブ。いや、でも、それってしんどいよ?
でも「歩」は「少し止まる」のも想定の範囲内。
なんだ、それもアリなのか。少し止まってもいいのね!そう考えたらとたんに気分が軽くなり「歩」に決めました。ここには書かないけど、今年は「少し止まる」シーンもいくつかあったので。
というわけで、2021年の「カミーノ的 今年の漢字」は「歩」に決定。
2021年をふりかえって、あなたはどんな漢字1文字を思い浮かべますか?
今年最後の投稿です。
2021年もみなさまには大変お世話になりました。読みにきてくださる方、コメントを残してくださる方、いつも感謝しています。いつも嬉しいです。ありがとうございます。
来年もどうぞよろしくお願いします。
みなさま、心穏やかなよいお年をお迎えください。
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