マスク
漸く花粉も収まってきたので、点鼻薬と目薬を差すこともなくなってきた。花粉症でマスクをしていた人はもう外してもいい頃であろう。
政府が自己判断でマスクの着脱は決めていいということになったけれども、相変わらずマスクをしている人は多い。花粉症のため、という人もいるのだろうが、大半はまだ世間の目が気になるところのようだ。
流石に人の多い所や、病院や、公共交通機関を利用する時とかはマスクをつけないとやばいかな、と思ってつけるが、それ以外は僕は外している。息苦しいのである。ずっとこの息苦しさがあって、仕事をしている時は気が狂いそうだった。実際おかしくなっていた。
今はほとんどつけていない。お店の中に入る時も、どうかすると忘れて外したままにしている。別にそれはいいのだろう。よっぽど人が多ければ別だが。
それでも商売をしている人たちは、まだつけている。お客様に失礼だと感じているからだろう。暑くなってきたのに大変なことである。もっともここ2年はずっとそうだったので、もう慣れたかもしれないけれど。
小売店はマスクの売り上げが3割近く落ちたらしい。街を行く人はいまだほとんど、まだマスクをしているようだが、やっぱり買わなくなってきているのだ。そのうち在庫があぶれて処分になってしまうかもしれない。
それでもコロナの5類への格下げに乗じてか、小売店の売り上げは伸びているらしい。だがこれにはカラクリがありそうな気がする。インフレである。生活必需品が値上げになっているので、それで売り上げが上がっているのではないか、と僕は見ている。
マスクはこのまま夏に向かい下火になっていくだろう。だがマスク好きの国民である。冬になれば、また風邪やインフルエンザ、コロナ防止にマスクをつける人が増えていくだろう。
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