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日米小売店事情

 北九州市にあったスペースワールド跡地にできたジ・アウトレットに行ってきた。米国でどこの場所かは忘れたが、アウトレットは過去にいったことはある。そことほとんど似たような造りであった。それにしても人が多い。GWで、オープン間もないということもあろうが、ナイキショップなどはグルッと人が店の周りを囲んで並んでいた。とてもこの中に混じって並ぶ気はない。余程買いたいものがそこにあるなら別だが。
 チャンピオンの店でスニーカーを買った。なんとか自分の足に合うのがあって、気に入った柄であったし、安かったので、思い切って決断した。税込み¥6,600。
 これだけの人の割に食事する場所は少ない。その代わり、隣のイオンモールへの連絡通路ができており、そこのフードコート又はレストラン街へ導くような形になっている。うまく考えている。
 それにしてもモールもそうだが、コストコのようなウエアハウス型ショップ、スターバックスコーヒーに、このアウトレット。米国型の小売店の業態がどんどん増えている。日本の百貨店はかなりのダメージであろう。まあ百貨店は百貨店なりの良さがあるので、何とか頑張って継続してもらいたいものである。
 スーパーマーケットはまだ米国の大型店舗はきていない。ウオルマートやターゲットが日本にきたらどうなるだろうか。ウオルマートは西友に資本提携していたが、結局手放してしまったので、ウオルマート自体は日本に作る気はないようだ。
 米国の本格的なホームセンターもきていない。ホームデポやロウズは生活環境が違うからなのか、まだDIYの感覚が米国と日本では違うからなのか、あれだけの規模の店は成立しがたいと思っているのかもしれない。もっともジョイフル本田のような店も日本にはあるにはあるけれど。
 そうはいっても、これからどんどん米国資本の小売店が増えていくだろう。その時、日本の小売店は対抗できるのか、興味深いところである。
 
 
 

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