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救急病院

 冬の時季になると、コロナやインフルエンザ他に罹って、よく子供たちを救急病院へ連れて行った思い出がある。娘は小さい頃、年末にインフルエンザに罹り、救急病院に連れて行くと、僕までうつされたことがある。息子も1歳くらいの頃、確かこれも年末だったか、ぐったりしたので、救急病院に連れて行ったのだが、点滴を受けてる途中で元気になったのか、起きだして、踊り出したりしたことがある。
 妻も喘息持ちなので、何度か連れて行ったことがある。そのまま2度入院した。翌朝、幼稚園の息子に「お母さん入院したよ」というと息子はすかさず「御飯誰が作るん」と聞いてきた。母親の状況よりもそっちの方が来るとは、さすが幼稚園児、たくましい。「大丈夫、お父さんがいるよ」というと安心して幼稚園に行った。
 僕自身も体は強いほうではなかったが、救急病院へ行った記憶はない。家でじっと寝ていることが多かった。結婚前、僕がインフルエンザに罹った時に、妻が毎日看病してくれた記憶はある。男は結構こういうのに弱い。
 幸い妻と僕が同時に倒れたことはない。僕が小学生の時は、家族全員でインフルエンザに罹り、皆で病院に行った記憶がある。
 ここ数年は救急病院にお世話になってはいない。インフルエンザもコロナが流行したおかげで、予防がしっかりしていたのか、長子以外誰も罹らずに過ごすことができた。長子は予防接種をしてもインフルエンザに直ぐかかる。障碍者なので、体が弱いせいだろうか。ただ結婚した時からある程度大きかったので、彼を救急病院に連れて行った記憶はない。
 今年はコロナ予防も緩み、インフルエンザが大流行しているという。一家で気をつけなければならないが、皆結構大人なので、救急病院へは流石にお世話になることもないかな、とは思っている。
 
 

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