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これからの若者の生きづらさについて

いつの時代も変化しない時代はないが
平凡という言葉の持つ意味もまた時代の流れとともに変容してきた

高度成長経済期を終えて平凡という言葉には漠然と
プラスの要素があった
それは大きな逸脱をせず、目の前の仕事に真面目に取り組み、
過大な成果を求めず、想定される平凡な結果に向かって走ってくれる
いわゆる中流型の生き方を志向する人間

しかしここ数年の賞賛される生き方はこの平凡タイプとは真逆のものである
SNSの発達によって相互に発信することが可能な社会になったことで
特定分野におけるスペシャリスト、発想力溢れる実業家、独創的なインフルエンサー、
そういったものがより影響力を持つ社会になった

これからの時代を生きる若者は漠然と
平凡ではない能力、独創的な発想、先端特化した分野、
を求められる社会になるだろう
いや、すでにそうなりつつあるように思える

平凡を求められる時代と
突出を求められる時代と

私は後者の方が、実現の難しい目標だと思う

これからを生きる若者がどのような悩みを持って生きていくか
先に生まれた者として、 出来うる限り共有して、共に生きていきたい。

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