手放すと報われる気持ち
1/15は小正月。左義長(さぎちょう)と呼ばれる火のお祭りがあり、どんど焼きとも呼ばれるそう。お正月の飾りを解くタイミングもここだったりする。書き初めのお焚き上げもするようで、その火が高く舞うと字が上達するという話があるそう。
文字の練習をする時、出来るだけ紙を無駄にしないように意識をしますが、書いていく中で纏まる事がほとんど。練習と試作をするほどに膨らんでくる紙の量。
そうしてあらゆる表と裏、隙間という隙間に書き込まれた線と時間は、紙となって積み重なっていきます。
その行末を決めるのにはいつも腰が重く、お正月休みの間も私の頭の片隅に居座り続けていました。
「地域によって行われるお祭り」とだけ聞くと最初は市内の方に住む私には遠い話に感じてしまうかもしれなかったけれど、そこで終わらずにひとつ奥の意味を知った事で新たな視点を持った気持ちに。
お祭りでなくとも、人は手放す行為にも願いや想いを込める事は出来る。
文字の練習の跡の端切れ達も、最後には上達を願う火になるのだと思うと報われる気持ちになって整理整頓・断捨離をする今日でした。
写真はお正月の時期に見かけた川沿いの山茶花。先日通ったらもう散っていて季節も時間も進んでるのよ、と静かに教わる。
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