#20 花と数学②
前回は、1つの花の中で、花弁は螺旋状についており、互いに重なり合わないようになっているというお話をしました。
螺旋の形というのは、自然界に数多く存在します。
松ぼっくりの笠の並び、ヒマワリの種の配列、野菜だとロマネスコの花序や、写真のようなアーティチョークのガクの並びまで…
少し前の復習ですが、花というのはもともと葉から生まれた器官でしたね。というわけで、どうして植物に螺旋があるのか、葉っぱで例えて考えてみましょう。
まっすぐな茎に1枚ずつ葉がついていくのを想像してみてください。最初の葉から、次の葉がつくまでの角度が一定に決まっている場合、どういう角度で決めたら、たくさんの葉を360°重ならないようにつけることができるでしょうか。
180°、つまり、最初の葉と真反対に次の葉をつける場合、2枚ごとに同じ位置に葉が重なってしまいます。
120°だったら3枚ごとに、90°だったら4枚ごとに重なってしまいます。
極端ですが、1°ごとに葉をずらしても、360枚ごとに葉は重なってしまいます。
さて、どうしたら重なりを防ぐことができるでしょうか?
(ネタバレ:URLのサイトに答えがあります。)
ちなみに、アーティチョークを食べたことがある方はいますか?私たちが食べているのは、ガクと花弁の付け根(花托:かたく)です。アーティチョークはアザミの仲間で、この緑の中からきれいな紫色の花弁が出てきます。
次回もよろしくお願いいたします。
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https://gakuen.gifu-net.ed.jp/~contents/museum/golden/page62_3.html
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