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第三局 共同経営を成功させるためには?

A. 共同経営者の全員が、共同経営のメリットとデメリットを理解し、失敗するケースに対してリスクマネジメントを行うことが大切。

こんにちは、GORIです!
今回は、「共同経営を成功させるためのポイント」を実体験も踏まえてお伝えしていきます。

結論となりますが、共同経営を成功に近づけるためには、メリットとデメリットをよく理解し、しっかりと対策することがとても大切です。

ここで重要なことは、

・企業活動はギャンブルでは無いことを理解する
・将来のリスクや不確実性は対策を取り除去する

GORIたちもまだまだ道半ばであり、成功したとは到底言えません。
しかし、共同経営のメリット・デメリットを意識して計画を進めています。実体験を踏まえてお伝えしますので、共同経営について一緒にみていきましょう。

あわせてこちらも公開しておりますので、ぜひご覧ください!
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1.共同経営とは

我々、6人のサラリーマンは多くの経営者の先輩方の声を聴きながら、共同経営というかたちで進んでいくことを選択しました。
では、そんな共同経営とはいったいどんなものか?まずは言葉の定義をみていきましょう。

共同経営とは、一つの事業に対し、二人以上の者がほぼ対等の立場を持って経営を行っていくこと、またその経営形態のこと。

会社には、当然ながら経営者がいますが、それは1人とは限らず共同経営というかたちがあります。
また、一言で共同経営といっても組織形態はいくつか存在します。組織形態の具体的な内容は、今後、マガジン『起業までの軌跡(大人の副業大学)』に順次まとめていきます!

日本において有名な共同経営の例と言えば、
「ソニーグループ株式会社(創業時 東京通信工業株式会社)」「本田技研工業株式会社」ですね!

さて続いては、共同経営におけるメリットとデメリットを順に見ていきましょう!

2.共同経営のメリット

① お互いの足りない部分を補い合える

共同経営において最大のメリットは、お互いの足りない部分を補い合うことができることです。

ビジネスの場でよく使われる「ソーシャルスタイル理論」よると、人間の思考や行動は大きく4つのパターンに分かれます。また、得意分野、不得意分野、技術の有無でもそれぞれが積極的に挑戦できる分野は異なります。

共同経営においては、単にタスクを分担できるだけはなく、お互いの足りない部分を補い合うことで、新たな活路を見出せ、時には精神的負担を軽減することが出来ます!

② 資本金が増える

共同経営者になるには出資金が必要です。
共同経営者が多ければ、その分一人で起業するよりも必然的に出資金の金額が大きくなります。

起業する際は、開業資金や運転資金、設備投資等で金銭的負担が大きくのしかかります。
それが起業の大きなハードルで、夢追いを躊躇している方も多いかもしれません。
共同経営を選択することで起業の可能性を広げることができます。

③ コネクションや人間関係が広がる

「六次の隔たり」の仮説もありますが、自分一人だけで人脈・コネクションを開拓していくのには時間や機会的に限界があります。
共同経営者が多ければ、人脈やコネクションが広がり、更には質やスピード感も全く変わってきます。

④ 新たな視点のアイデアを得られる

「三人寄れば文殊の知恵」
GORIたちのような精神論「命」というメンバーでも実感しています。

それぞれが真剣に同じ事業に向き合うことで、それぞれの思考や考え方で、1人では得られない新たなアイデアを得ることができます。また、逆に誰かの(独りよがりな)無謀なアイデアに、ストップをかけることもできます。

⑤ モチベーションの維持

サラリーマンで副業を計画していると特にこのメリットを実感します。

起業を思い立ったが、本業が多忙でいつしか起業のことはそっちのけ、そんなことが多々あります。
しかし、そのたびに互いに鼓舞し合い、モチベーションを維持し続けられています。

3.共同経営のデメリット

① 人間関係の悪化による破綻

せっかく同じ夢を描いて共同経営を開始してみたものの、他のメンバーとの仕事量の違いや、能力の違い不満が出がちです。
また、互いが真剣に事業を考えているからこそ、「思い通りにいかない」といった心理からも他のメンバーに対する不満が出ます。
結果、仲良いメンバーでスタートしても人間関係が悪化して事業も破綻するなんて話はよく聞きますね。

② 意思決定が遅くなる

事業を行う上で意思決定のスピードはとても重要です。
会議には「7人ルール」というものがあり、参加者を7名以内に抑えるべきという考え方です。
7名を超えると意思決定スピードが遅くなり、会議をコストと認識した場合にコストパフォーマンスがとても悪化するといったものです。

③ 金銭問題が起きやすくなる

人間、お金が絡むと本性が出てくるものです。
その本性は自分自身でも気づいていなかった一面かもしれません。
資金の使い方で揉めたり、使途不明金が出てきたり、最悪の場合は資金を持ち出したりするようなことも、絶対に起きないとは言えません。

4.成功に近づくための対策

冒頭でお伝しましたが、
共同経営を成功させるためには、メリットとデメリットをよく理解し、しっかりと対策することが大切です。

ビジネスには絶対はありえませんので、いかに失敗のリスクをマネジメントして、どれだけ成功しやすい環境を整えているかが重要になります。

では実際に、GORIたちが対策として行っていることを次の順でお伝えします。

①リーダーや役割の決定

②意思決定スピードを上げる工夫

③経営者の助言を仰ぐ

① リーダーや役割の決定

共同経営において、リーダーを決定することはとても重要です。

「船頭多くして船山に上る」という言葉がある通り、同じ夢を掲げ挑戦するからこそ、各イベントに対して右左の判断がつかなくなる場合が確実にあります。
議論の末に、誰が最終的に判断するか、誰になら一任できるかを決定しておくことは、様々なリスクを回避するためにもマストになります。

GORIたちは、師として仰ぐ経営者に助言をいただき、リーダー及びメンバーの担当を明確に決定し運営しています。

② 意思決定スピードを上げる工夫

リーダーを決定することも意思決定スピードを上げる有効な手段ですが、他にも以下の工夫を行っています。

♢スケジュールの決定
何事も計画の上に実行することが肝になります。
いつまでに〇〇の目標を達成する。
この感覚がメンバー全体を動かし、一体感を増します。

♢定例会議の実施
共同経営のメリットは能力・知恵の集結です。
集散のタイミングを明確にし、有意義な意見交換を行うことで確実に進捗の糸口が見えてきます。

♢定例会議外でのLINEを活用した情報交換
定例会議によって生じるリスクが、「次回の会議で共有すればいいや」という“ロス”です。
会議=コストと考えて、最大限にコストパフォーマンスを上げる必要があります。

・アイデアはLINEを活用して会議までに集める
・会議ではアイデアに対して意見を言い合う
・最後にリーダー(ファシリテーター)が整理
・次回まで宿題を決定する

♢議事録
集散を行う中で、議事録は非常に重要です。
特にサラリーマンで本業があるなかではどうしても、先週の内容を忘れたりします。また、スピード感が出始めると尚更、多くのタスクをこなすのでそれぞれの進捗を見返せるように議事録が必要になります。

♢タスクの見える化と分担
タスクの見える化は、今後何をしなければいけないかの共通認識を持つことと、誰に仕事量が増えてしまっているかを把握できるようにするためにとても大切な手段となります。

③ 経営者の助言を仰ぐ

GORIたちは定期的に経営者の方からご助言を頂いております。本当に本当に感謝しかありません。

言葉には魂が宿るといわれますが、まさにその通りです。
実際に熱く経営をされている方の言葉には力があります。

・経験に基づく説得力あるアドバイスを頂ける
・経営するイメージができ、指針・目標となる
・言葉の力がモチベーションを引き上げる

5.まとめ

共同経営のメリット・デメリットを理解できましたか?
共同経営を行ううえでは、特にデメリットに対して早い段階で対策、環境を整えることが大切です。

ここで、サラリーマンにとって共同経営は最善の策では?と思う理由をお伝えします。

①部署(小集団組織)での業務経験を通じて、他者と協力するマインドが既に形成されている。

②事業が失敗しても安定した収入があるため、金銭的トラブルが発生しづらい。

③共同経営による業務分散で、本業への影響を軽減することができる。

他にも理由はいくつかありますが、GORIはサラリーマンならではの強みを存分に活かせる土壌があるのではと考えております!

僕は創業時からいつも世界を市場と考える思想を持っていた。日本人はチマチマ小さくまとまらずにもっと大きくなれと言いたい。

本田宗一郎

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