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【思い】デジタルシフトのキモ⑤「オリジナルこだわるなパクれ」

昔、2005年頃、コンシューマ向けネットサービスを新規に企画販売した。
月額数百円のストレージをベースに付加価値的な機能をつけたものを売ることになった。まー数年かけてバズらせて百万契約超えを達成した。

クラウドが受け入れられた2015頃なら、ネットワークストレージは、至極当たり前のサービスだけれど、当時は全く理解を得られなかった、スマホもなかった時代だからね。

ある日、隣の担当のデジタルガジェット好きなグローバル人材に呼び止められ、いいものあるよって、ちなみにほとんど喋ったことない人🤣
これがiPhoneだと、日本発売前に見せてくれた、感動したよ、私ドメスティックなので、びっくりした。
とにかく早すぎる会社だったのかもしれない。

追加されている連携機能に、画像サイトがあった今のInstagramと同じ、しかしスマホのない時代に爆発するのは難しかったね、マニアックなカメラ好きサイトになった😭。

他にも、Googleより検索サイトは早かったし、SNSは Facebookより早かった。

日本企業が負けた理由の一番はガラパゴスでグローバル対応できてない、だからデファクトになれなかった!と思ってたけど、中国企業の頑張りを見てるとまんざらそうでもないとわかる。

中国企業が、日本はもっとマーケティング勉強しろと言ってたけど、まさにその通りと言う感じ。
(サンヨーを復活させたハイアールの特集番組で言われてた🤣)

特に日本企業は、「経験活かせない、波及しない」という大きな反省点はあると思う、他山の石ってやつ。※

日本の流通改革を日本人ができずにamazonが実現したとかね。

私が一番思うのは、
ATMの全国展開、他行同士でも繋がっている素晴らしい事例、それからCDの規格統一とかいくつかユーザーの利便性を優先した行動がたくさんある。
これが同じ資本とも言える役所同士でできてない。
なんじゃこれだよね。

横で見てて、めちゃ便利なんだからもっとパクらないと。

今の行政サービスのDXのカギはまさにここ、なんか新しいことやるような雰囲気になっているけど、正直今さら最後発、成功例をパクリまくることが最優先だと思う。

ここ一番注意しないといけないと思う。

なにしろオリジナルのシステムやサイトは使いにくい、UXデザインもデファクト慣れにはかなわないことも多い。

まずはプロダクトアウトを離れ、マーケットインでお願いしたい、

ビジネスは全てマーケティング思考で行うべき🌈

、、、これが私の思い。

※思い出したエピソード
太平洋戦争の時、日本はイギリス🇬🇧の最新鋭戦艦プリンスオブウェールズとレパルスが北上してきた時、迎え撃つ艦船がなく、飛行機のみで撃沈した。
これに世界は驚愕した、飛行機だけで不沈艦を沈めたのだ、チャーチルは激オチした。米英はこれからは飛行機の時代が来ると、戦艦やめて空母作りまくり、日本は相変わらず大型戦艦大和と武蔵を、建造する。この後戦況は変わる飛行機の進化が全てを結した。
最後に宝からガラクタとなった大和は無意味に進軍し、これに対し米軍は飛行機だけで対応した(自分が経験したことをやられるというあり得ない事実)何もせず沖縄に近づくこともできずに、豊後水道で動く霊園と化す。でも日本人はこの武士道っぽい無駄死にの話好きなんだよね、米軍は人命の方が大事だった。

【参考】

「東京デジタルファースト推進計画」の策定について

(1) 利用者中心のデジタル化の推進

デザイン思考の行政サービス
・デジタル化を目的とせず、デジタル化を通して利用者の利便性を向上
・効率的な手続で、更なる付加価値の提供を生み出す好循環の創出
ワンスオンリ―・ワンストップの推進
・行政間の情報連携等による添付書類の省略や関連する手続の統合等
モバイルファーストでのサービス提供
・手続の性質や利用者のニーズを踏まえ、スマートフォン利用を促進
(2) デジタルファーストを旨とする行政手続

行政手続の原則デジタル化
・添付書類の提出、本人確認及び手数料納付を含む手続全体のオンライン等の実施を原則に推進
デジタル化に伴う手続の抜本的な見直し
・従来業務を単にデジタルに置き換えるだけではなく、デジタル化を阻害する制度や慣習の撤廃まで含めて検討
(3) 情報システムの整備等

手続の性質及び各デジタル化ツールの特徴を把握し、利用者ニーズに沿った最適な方法を選択するとともに、実装にかかるコストも考慮
(4) デジタルデバイドの是正

高齢者等を含む誰もがデジタル化の恩恵を受けられるよう施策を展開
(5) 区市町村との連携・協力等

区市町村とも積極的に連携し、自治体の取組に対して必要な支援を実施
(6) 政策連携団体のデジタル化

都政運営の一翼を担う団体手続のデジタル化に向けた指導の実施

https://www.metro.tokyo.lg.jp/tosei/hodohappyo/press/2021/07/28/10.html


参考2

【担当記者より/ダイヤモンド編集部】
1200億円かけたDXが一年で台無しに! 【決定版 DX失敗の教科書】を実名&実額でお伝えします!

セブン&アイ・ホールディングスのDX戦略が迷走しています。巨額の費用と多数の社員が投入された新方針でしたが、創業家も絡む人事や組織の混迷が発生。経営陣の無理解、ITベンダーやコンサルなど外部を巻き込んだ苛烈な抗争によりDXは崩壊したのです。

ダイヤモンド編集部は大量の社外秘の内部資料や動画を入手しました。特集ではセブン&アイの経営陣のみならず、外部のITベンダーやコンサルが、どのように崩壊に絡んだのか、何を発言したのが、すべて実名と実額で掲載。 “DX敗戦"の全貌を明らかにしていきます。

さらに、同社の大型サービスの閉鎖時期や、グループ全店に関係する極秘のポイント構想など、スクープも満載です。

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