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逸見喜一郎『ラテン語のはなし―通読できるラテン語文法』読んだ

久しぶりにラテン語の話題。

これは約3年前に買ったのだが、一瞬でラテン語の勉強に挫折したため、この本も1/3ほど読んで積んでしまったいた。

3ヶ月ほど前からラテン語の勉強を再開したので、これもまた読んでみたのである。

3年前にはわからなかったが、とても良い本である。現代でも日常的に使われているラテン語を題材にして、ラテン語文法の総体を1冊で、楽しく把握できるようになっている。もちろんこれを通読したところでラテン語文法をマスターできるわけはないのだが。

初心者向けに書かれているけど、少なくとも、第1-3変化名詞、形容詞の格変化、直説法能動態現在と完了の活用、基本的な前置詞くらいは頭に入っていないと、まともに読めないと思われる。

というかその完了幹をどうやって覚えたらいいか途方に暮れており、こういう通読できる文法書で現実逃避しているのだけどね。


せっかくなので今使っているラテン語の学習教材を書いておこう。

山下太郎先生の有名な本。電子書籍があるのがいい。

紙の本も必要なので、これも持っている。あんまり使わないけどね。

この2冊がとても良いのは、練習問題に解答がついていることだ。マイナー言語の文法書や参考書は、大学やカルチャースクールの教室で使うことが前提になっているので、しばしば解答がないのである。。。

次に辞書。

羅和辞典は事実上これしかない。物書堂バージョンを愛用しているが、iOSとかLogovistaとかもあるし、Japan Knowledgeにも収録されている。

紙の辞書はこれを所有している。あんまり使わないけど、上掲の研究社の羅和辞典は収録語数が意外と少ないのでたまに使う。


他にもいろいろ買い込んだが、まだあまり手を付けていないので、紹介するのはまたいずれってことで。

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