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5月第2週の阪神タイガース

ゴールデン・ウィークも終わってしまったが社会は続いていく。もちろん野球も続いていく。

今週は中日ドラゴンズと甲子園で3連戦であった。ナゴドと同じく甲子園もピッチャーズパークであるから重苦しい試合となった。

まず火曜日、阪神の先発はエース西であったが、2ランを2発浴びて4失点で降板しちゃった。今年はまだエンジンがかからないみたい。

しかしリリーフ陣がなんとか耐えてなんとか同点で試合終了。さすが中日投手陣、4点取るのが精一杯だった。

水曜日は雨天中止。その裏でこっそりガンバ大阪がサンフレッチェ広島に敗北していたのである。

この日もガンバは先制されたがなんとか同点ゴールを一美が決めた。めっちゃ久しぶりの得点やな。しかしサンフレッチェが見事すぎるカウンターで勝ち越し、そのまま試合終了。GK東口の誕生日を飾れず。

美しいカウンター発動は、2分13秒くらいから。

まあそれはいいとして木曜日、中日との2試合目。先発の秋山は7回1失点とがんばった。しかし中日戦らしく点が取れない。。。

7回2死秋山の代打原口が四球で出塁する。代走熊谷がすかさず2盗を決めると、近本のヒットで生還した。熊谷は前の試合でも好走塁で同点のホームを踏んでいる(ヘッスラだったけど)。素晴らしいね。

そして8回にサンズのホームランで勝ち越した。サンズのホームランは価値のある一発が多いね。9回はスアレスが3人で締めた。ショート中野の美技もあってよかった。ショートの守備固めは今まで木浪だったが、このポジションもついに奪取したか。

というわけで中日との対戦は1勝1分であった。

どちらも息詰まる投手戦だったが、そこで阪神は走塁に勝機を見出した。リーグ一の盗塁阻止率を誇る中日の正捕手木下拓哉に果敢に挑んで盗塁死の山を築いたのである。しかし先に述べたように、熊谷は2度試みて2度成功、どちらも貴重な得点につなげたのである。今年の阪神の盗塁死の多さには賛否はあろうが、極力バントせず盗塁やエンドランで先の塁を狙う姿勢は好ましいと思う。

阪神の盗塁を防ぎまくった木下拓哉はこのカードで2本塁打と活躍した。西と秋山から、どちらも見逃せばボールかという内角のツーシームをうまく体を開いてレフトスタンドに運んだ。素晴らしい。


そして今日は先程、読売に2-1で勝利。青柳は今日もクオリティスタートで久々に勝ちがついた。東京ドームでの接戦はしびれますな。

今日は解説が中畑さんだった。いくつになっても明るく、両チームの選手の良いプレーを拾っていくスタイルを崩さない。この暗いご時世だから、中畑さんみたいな解説者は嬉しいよね。

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