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『シリコンバレー式 自分を変える最強の食事』再び

4年前に読んでこんなん無理やと思って放置してたんだけどゆえあって読み直した。

なぜほっていたかというと言ってることが細かすぎるからだ。あれだめ、これだめと食べられないものが多すぎるのだ。グルテン、アフラトキシン、オクラトキシン、マイコトキシンなど、そりゃよくないかもしれないけど、そこまで神経質にならんくてもええやろという。さらに日本人には辛いことに、味噌や醤油があかんらしい。おそらく著者は過敏な体質で、それゆえこのような壮大な人体実験が可能になったのだろう。

さらに著者はIT長者であり、お金や時間の融通が効くのであって、一般人には真似し難いものがある。運動に最適な時間は午後1時から2時といわれましてもって感じだ。

批判はこれくらいにして、著者の提唱するダイエットの革新はプチファスティングである。夕食をとったあと次の食事まで15-18時間あけるということだ。このために朝にかの有名なMCTオイルと無塩グラスフェッドバターを加えたコーヒーを飲む。4年前にこのコーヒーを試したが、たしかに昼過ぎまでお腹は減らなくなった。

今回、再読したのは最近アルコールを控えるようになったからだ。今までは本書にあるように食事に気をつけたとしても飲酒ですべて台無しになるので意味なかったのだ。というわけでこれから色々と試してみようと思う。ありがたいことに、本書では糖質として白米が推奨されている。一周回るというやつだな。玄米などのガラについてる毒素が気に入らないらしい。そして野菜をしっかりとることで白米のGIは下げられるだろう。

本書のダイエット法の肝となるバターコーヒーについて。フレンチプレスは4年前に買ってあるし、MCTオイルはスーパーで手に入るし、コーヒーのええやつは百貨店でもAmazonでも売っている。

これは本書の著者の運営する会社で販売しているオリジナルコーヒーだ。問題はグラスフェッドバターだが、最近お買い得なのを見つけた。

これは安いね。
そんなわけでできる範囲でやっていこうと思っている。またこのとおりにはやれないという方も、健康オタクはこんなことを気にしているという読み物として楽しめる著作になっている。読むだけ読んで、できそうなことだけえつまみ食いでもよいと思われる。

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