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新反動マガジン Season 2

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新反動主義、加速主義をベースに書いていきます。3000字程度の記事を約50本収録予定。
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記事一覧

令和5年おしまい

もうすぐ今年が終わってしまう。早すぎやろ。 というわけで2023年を振り返ってみる。 とりあ…

ナンシー・フレイザー『資本主義はわたしたちをなぜ幸せにしないか』読んだ

このての本は『資本主義リアリズム』以降はもう読む気がしないのだが、ついつい買ってしまった…

ポール・ブルーム『反共感論』読んだ

過剰な共感に対する批判の書であり、自分の関心と重なるところがあるので読んでみた。 なお訳…

順調に女性医師が増えているが、男性特権を粉砕できるほどではなさそう

最近こういう意見を見ることが増えてきた。 女性医師が増えるのはたいへんけっこうなことであ…

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尾身茂『1100日間の葛藤 新型コロナ・パンデミック、専門家たちの記録』 視野狭窄に…

3年前のこの記事に尾身茂氏にはぜひ回顧録を出してもらいたいと書いた。 そういうわけなので…

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お医者さんタタキ盛り上がっているので、私が医師になったころの医療訴訟を回顧する

2023年9月に日本医師会と関係が深いとされる武見敬三氏の厚生労働大臣就任以降、氏のわかりや…

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尾身茂『WHOをゆく』を国連英検のために読んだ

尾身茂氏といえばWHO西太平洋事務局長を10年にわたって務め、同地域におけるポリオ根絶、結核激減に多大なる貢献のあった医師である。またWHOを辞めて帰国してからは2009年の豚インフルエンザ対策の陣頭指揮を取り、2011年の東日本大震災においても活躍された人物としても知られている。 尾身氏はこのたびの新型コロナウイルスパンデミックでも専門家会議を主宰し相当な貢献があったものと推察される。しかし最終的には新しい生活様式なるものを提示するという暴挙にいたり、公衆衛生ファシズムな

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令和5年11月おしまい/ 2324シーズンCLグループステージ第5節

今朝はチャンピオンズリーグ第5節ってことで、アーセナルの試合を観戦。 RCランスとかいうクラ…

疫学者に騙されないために数学を学ばなければいけない時代

昨日の話の続き。 某疫学の人の論文である。 2021年の現実におこったことを説明できるモデル…

エビデンスは必要なのだけれど

このようなポストがあり、もしかしてあの人のことかなと思ったらやっぱりあの人だった。。。 …

女性医師を増やして男性特権を粉砕しよう

2018年に揉めまくった東京医大入試における性差別問題。 これに関して過去の受験生らが賠償を…

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ロバート・スキデルスキ『なにがケインズを復活させたのか?』読んだ

積読解消シリーズ 約11年積んでいた。タイトルからわかるように、リーマンショック後わりとす…

社会保険料の攻防は新たな分断の始まり

社会保険料がやばいってのは、安倍政権期に消費税増税が議論に登るたびに一部で話題になってい…

令和5年10月おしまい

早くも10月おしまい、、、しかし暑いです。日本シリーズも熱いですね。 今月もたいした進歩はなかったが、良い本にたくさん出会えたように思う。 いやあ、最近の意識高い本のレベルめちゃくちゃ高いよね。特に『Brain Workout』は良い。 ここに挙げたのは全部面白かったし、きっと役に立つだろう。ただし長期的にじわじわ効いてくるという類のもので、安直本ではないことに注意されたい。 ほんでそんなしょっちゅう意識を高めてなにをしているかというと、チマチマとお勉強している。。。