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天使の跳躍を読んだ(ネタバレあり)
久しぶりに小説を読んだ。天使の跳躍。七月隆文著。面白かった。主人公は将棋の木村一基九段。数年前46才で初タイトルを獲得し中年の星と喝采を浴びた人だ。作中では田中一義という名前が与えられ一応、架空の人物となっているが、ほぼほぼ木村九段と言っていい。この田中一義八段をより映えさせるべく、現実を切り貼りしてifの世界を作りあげちゃいました。そんな小説。
タイトル戦の相手が豊島くんから藤井くんに変更。
さわやかに散ったよ!残念四天王!
あっくんが、ふかうら地球代表に負けて、決着がついた。チームの予選敗退が決まった。予選第2試合で残念3兄弟(正式にはチーム厄払い)は、とよぴーチームにフルセットまで戦い、力尽きたのだった。
あっくんが、ふかうら地球代表に勝つためには、将棋星人にならなければならない理屈なので難しいミッションだったのかもしれない。あっくんには、若干のヤムチャ感がある(おとこまえ設定)。
戦犯はやっぱり山ちゃんになる
出撃したよ!残念四天王!
山ちゃんが3連勝した。第5回Abemaトーナメントでのこと。
あんなに浮かれた顔の人を見たことがない。
チーム自体は3-5で負けた。
それまでのあらすじは、世代最強として将来を嘱望されていた山ちゃんが、40歳になりました。彼の人の現在地は最強たりえず今もって永遠の若手棋士といった様相。そんな山ちゃんが、似た境遇の仲間二人を集めました。目標は「メンバー各人が1勝すること」。「それじゃチームは負けち
出番だよ!残念四天王!
山ちゃんが1勝を手土産にA級から帰ってきた。うっかり「ただいま」と言っちゃうとB1に帰る気まんまんだったみたいになるので、そこは、気を付けたいところ。
「ただいま、まっつん」
言っちゃった。隙あらば自虐。それが山ちゃんのスタイル。
「おかえり山ちゃん」
山ちゃんを迎えたのは、やしもんだった。そこにまっつんの顔はない。
「まっつんは?」
「まっつんならB2に落っこちたよ」
山ちゃんは、ふかく目を閉