以前に投稿したTV論(ダウンタウン松本 vs オリラジ中田)で「久々に遺書と松本が読みたくなった」という内容を紹介しましたが、その投稿をした数時間後には本棚から「遺書」と「松本」が一体化している文庫「松本の遺書」を読了しました。
もう30年前の作品ですが、今読んでも全然古臭くなく、やはり松ちゃんの才能を今一度実感する、最高に面白い本ですね。
「遺書」「松本」とは?
ダウンタウンが本格的に東京でブレイクした90年代前半、週刊朝日で松ちゃんが毎週書いていたコラムを書籍化したもので、連載していた期間の前半を収録したのが「遺書」で、後半の内容が「松本」となります。
なので、書名は違いますが内容は全く一緒で、遺書に関しては250万部、松本は200万部と、とにかくアホみたいに売れていたようです。
テーマは一貫して「お笑い」なんですが、それ以外の身の回りの怒りなども紹介してくれるコラムで、やはり松ちゃんは頭が良いので、非常に文章が読みやすく、わかりやすく、説得力もあって面白い。スラスラ読んでしまえます。
僕の地元のヤンキーも読んでたくらいなので、その影響力の強さが窺えるでしょう。
「遺書」「松本」の名言ピックアップ
色々とピックアップしてみました。
一部だけ拾ってみましたが、やっぱめちゃくちゃ面白いです。
言い回しや言葉選びなど、自分にもだいぶ影響を与えてくれていますね。
そして最近のオリラジ中田騒動にも通じるような発言もありますね・・・
所感
最近、こんな記事もUPされているようで、今なお愛されているのがわかりますね。
当時は結婚を批判し、お笑い芸人がドラマに出たり歌を出すことを批判し、禁煙を批判していた愛煙家の松ちゃんも、子供を生み、ドラマに出たり映画を作ったり、タバコを辞めたりと色々と変わっています。
まぁ、俺でもそうな位なので、昔と今でで変わって当然なんですが。
とにかく今読んでも面白い本です。
是非、チェックしてみてください。