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#150 採用論⑥|リファラル採用の活用方法とは?

仕事のことも書かなきゃですね!
本日はリファラル採用に関して書きましょう。


リファラル採用とは?

リファラルとは、「紹介」「推薦」という意味を持つ言葉です。
そのためリファラル採用というのは、通常の採用活動(人材紹介会社や求人サイトを利用することなど)を経由せず、会社や社員とのとのつながりを利用して社員を採用することです。
ここ数年で使われ出したワードであり、人材紹介会社や求人サイト運営会社を悩ませる文化なのです。

メリットも多いので、ほとんどの企業がこれを採用していると思います。


リファラル採用のメリットとは?

もうあらゆるところで語り尽くされていますが説明すると、下記のようなメリットが挙げられます。

企業側
・社員が推薦する人なので、外れるケースがそう無い
・採用にかかるコストを削減できる

紹介される側
・事前に会社の雰囲気が分かって良い
・知人がいる会社で働くのは安心する(入ってから孤立が無さそう)

お互いWin-Winの関係なのです。
デメリットはあまり無いんですが「成果へのプレッシャー」「前職のノリで話してしまう」とかそれくらいですかね?

私はノーマルな手法で現職に入社しましたが、そこから複数の人間をリファラル採用で入社させ「リファラル王」と呼ばれていたり、呼ばれていなかったりするんですけど、呼んだ元同僚達はみんな活躍していてそれなりに面目は保てている感じです。


広報担当が推進する"リファラル採用"活性案とは?

これは、あまり無いんです!
広報とリファラル採用は相反する性質があるんですよ。

広報はその名の通り「広く報じる」ことであり、対象は不特定多数です。
ですのでリファラル採用の大前提である「知人」「友人」だけへの発信が難しいんですね。

そこで有効なのはSNSです。
例えば、「リファラル採用を募集している」という記事などを書くとして、その記事をSNSで現職の社員がシェアして知人に展開することが一番重要で基本的な広報手法ですね。
むしろ、これしか無いとすら思ってます。

その上で必要なポイントを下記にまとめてみました。
リファラル採用を検討している広報担当者の方は是非参考にしていただければ。

1. リファラル採用を推進していることをアピールする

まずはこれが一番大事です。
「紹介するって言ってるけど、 HPに何も書いてないけど本当に紹介してくれるの?」と不審に思われたらダメですね。

我が社はリファラル採用向けページを用意しておりますが、このような募集している根拠はしっかりとおいた方が良いでしょう。


2. コーポレートサイトなどで社員について知れるコンテンツを用意する

リファラル採用で、紹介してもらう人が気になるのは「紹介してくれる人はどんな仕事をしているのか」という点で、最終的に気になるのは「自分もできそうかな・・・」と思うことです。
なので、業務内容がガンガン書いた方がいいですね。

我が社はコーポレートサイトに「これでもか!」という位に、社員にフォーカスをあてたコンテンツ記事を多数用意しており、「誰と働くか」が想起しやすい環境にしております。
誰が何をしているのかはしっかりと書くのがベターですね。


3. 社員に "紹介したい"と思わせる

これは最早広報はあまり関係なかったりもするんですけど、一番大事なのはこれです。
従業員が重い腰を上げて、誘ってくれないと何も始まらないのですね。
とは言え、人生が掛かっているので、「そう簡単に誘えない」「そう簡単に転職できない」という阻害要因もあります。

ですので弊社では、紹介してくれた人に50万円、入社してくれた人に50万円、合計100万円のマッチング謝礼をお渡ししています。
100万円と聞くと小宇宙(コスモ)な値段と思ってしまう方もいると思いますが、このご時世、採用コストは高騰化の一途を辿り、100万円でいい人が採用できれば全然御の字だったりするのです。
なので、こういう結論になってしまいますが「マネーの力を借りる」というのが一番有効なテクニックです。

そして、従業員の方に会社を愛してもらうのが一番ですね。
「愛する会社が故に、君と一緒に働きたい!」という行動を各社員がしてくれる世界が理想でしょう。


まとめ

ざっとまとめましたが、まぁリファラルの道は一日にしてならずって感じですね。色々難しいです。
ですが、メリットが多いのは前述の通り。
興味がある方からのご応募、お待ちしております。

そんな感じでこの手記を見ていいなと思った方は連絡ください!
待ってます!


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