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#335 広報論22|広報担当が読むべき漫画とは?

本日は僕が広報担当としてなんとかやれている上で、非常に参考になった漫画を紹介します(若干漫画論と重複しますが・・・)
どちらかというとビジネス全体であったり、マスメディアに向けた内容が多いかもですが、まぁ割と広報の業務は「一般のビジネス常識」が保有すべき能力だと思うので、是非参考にしてくれれば先生は嬉しいです。

では早速はじめましょう。



広報担当が読んでおきたい漫画10選

1. 課長 島耕作

島耕作は絶対に読まなければならない漫画ですね。
なんせ課長時代の耕作のポジションは販売助成部、業務は「宣伝」、すなわちPR・広報です。
まぁメーカーの宣伝部なので、実際は広告代理店(博通や電報堂という会社)が広報業務をすることが多かったりするんですが、実際の広告の売り出し方、競合との差別化、クリエイティブの追求などは参考になりますし、あとは企業宣伝やコーポレートアイデンティティなどの訴求・啓蒙などに関しては、今見ても非常に参考になりますね。


2. ゴーマニズム宣言

これはどちらかというとメディアに向けた問題提起や警鐘などとなりますが、いきすぎた自主規制、事実誤認、マナー違反などを徹底的に糾弾しており、最終的には政治を斬りまくる感じで、非常に途中までは面白かったんですが、途中からちょっと思想が違うなと思うようになり、読まなくなってしまいました。
ただ、昔のゴー宣はマジで面白い。新ゴー宣までは今も持ってます。
メディア批判はかなり広報学として学べる部分は多いですね。


3.クニミツの政


これは政治漫画ですが、選挙運動を行う上でのPR戦略は、まさに広報として知っておいた方がいい知識が多いです。
演説の順番や、ポスターやビラの適正枚数、不快感を持たれないような見せ方、目に留まるような見せ方、イメージ戦略など。
ビジネスをやる上で活きる知識が非常に多いですね。


4. あばれブン屋

これは以前に紹介させていただきましたが、犯罪者や変態達を新聞記者がボコボコにするという、「ペンは剣より強し」という言葉を無視して、結局剣で解決する漫画です笑
まぁ「正しい報道をする」というテーゼはありますが、広報担当としてはそんな参考にならないですね笑
ただ、この漫画はメチャクチャ面白いです。


5. 暴力の都

こちらはニュースキャスターが犯罪者や変質者を懲らしめる漫画ですね。
こちらも「あばれブン屋」同様、面白くはありますが、広報担当にはそこまで参考になるところは少ないかもですね笑


6.ラストニュース

島耕作の作者・弘兼憲史が作画を担当し、原作は元都知事の猪瀬直樹(笑)という異色の漫画・ラストニュースです。
概要は暴力の都に近いんですけど、暴力の都よりエンタメ性は少なく、不正を追求するスタンスですね。
「情報の鮮度」という考え方においては、参考になる漫画ですね。


7. 編集王

編集王も大好きな漫画ですね。
これは「漫画」に限った話で、結構メチャクチャな展開だったりするんですけど、色々と考えさせられる内容が多く、非常に参考になります。
部下が「無茶だ」「無理だ」と言っている中で、編集長が「馬鹿野郎、その矛盾と寝るのがサラリーマンだろ」と言っているセリフがめっちゃ好きですね。



8. サラリーマン金太郎

これは、ビジネスマンとして生きていく上で、必要なのは腕力であると教えてくれる漫画ですね笑


9.カイジ

この漫画はなんだかんだで「働く」ということをリアルに教えてくれます。
利根川なんてド正論しか言ってないので、なかなか衝撃でしたね。
金は命より重いんですね。
あとは人生の勝負時が来たら待ったなしだ(by ill-B)という点です。


10.サンクチュアリ

この漫画は広報はそこまで関係ないですが、とにかく社会人は絶対読むべき漫画です。
僕が一番好きな漫画はこれなので、またじっくり紹介したいですね。


まとめ

あまり広報は関係ない内容になってしまいました笑

ただ、漫画って日本が誇るべき文化だと思いますし、文章のみの表現で読者の想像力に依存する小説家よりも、「文字」と「絵」で表現する漫画家の方がクリエイティビティ力は高いと思ってますし、印象により深く残るのは漫画と思っています。

故に、広報担当は多くのアウトプットをするためのインプットが必要だと思うので、その一手として漫画を読みまくるのは僕にはかなり有効でしたね。

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