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#428 ゲーム論22|実況ワールドサッカー PERFECT ELEVEN

こんばんわ、実況はマーキーです。
そんな感じでここ数回のゲーム論では一心不乱に格ゲーについて紹介してきましたが、ちょっと原点回帰ということでサッカーゲームを紹介します。

サッカーに明け暮れていた当時、するのも、見るのも大好きでしたが、
プレイをするのも大好きで、これまで下記のサッカーゲームを紹介してきました。

しかしながら、そんな数多のサッカーゲームの中で、ブッチギリでこの本日紹介する「実況ワールドサッカー」がレベルが高くて面白かったです。
そして、このKONAMIから発売された実況ワールドサッカーが、進化を遂げてウイニングイレブンになったという感じですね。


実況ワールドサッカー PERFECT ELEVENの魅力

1.実況があるところ

まずはゲーム名にも冠されたこの「実況」が斬新でした。
このマーキーが実況するんですけど、このウイイレなどでは当たり前になった実況、ルーツはこのゲームだったと記憶しています。
良いプレーをしたら褒めてくれますし、外したりしたら「今のは決めて欲しい」とか言われるんですけど、だがそれがいい!
そして「2」からは解説もついて、更に楽しくあります。


2.これまでにない機能・操作性・UX

このシリーズが元祖じゃないものもあるかもですが、当時のサッカーゲームには無かった概念、なかった機能が多数あり、これが非常に良かった。

ボタンで言うとサッカーゲームで「ダッシュボタン」が初めてついたのはこのゲームと記憶してますが、これで攻撃の緩急ができるのはすごく良かった。「スルーパス」ボタンも良かったですね。

試合外で言うと、「コンディション」の概念も非常に面白かった。
「スタミナ(体力)」はこのシリーズからでは無かった記憶もありますが、スタミナとコンディションを考慮して、選手交代などを考えるのも一興でした。それまでのサッカーゲームは選手交代の概念はほぼなく、まさにジーコ監督ばりの采配だったんですが笑

あとは「作戦」「攻撃意識」の設定も非常に良かった。
僕は「カウンターアタック」「CBオーバーラップ」を活用し、サイドバックには高く攻撃意識を持ってもらいました。
サイドバックがウイングを追い越してクロスを上げ、それをCBが合わせるなんて展開はすごい好きなんで、一人で興奮してましたね笑


3.シナリオモードが熱い

あらかじめシチュエーションが決められているゲームを途中から始める「シナリオモード」が楽しかったですね。
そのシナリオがなかなか通好みで、実際の94W杯で起きたシーンなどがほとんどなんです。
ブラジルvsアメリカ、韓国vsスペイン、ブルガリアvsドイツとか。
コアなので言うとフランスvsブルガリアのヨーロッパ最終予選「パリの悲劇」のシナリオもあります。
で、「あの時はこうなったけど、俺が歴史を変える!」みたいな感じで楽しめます笑


実況ワールドサッカー PERFECT ELEVENの選手達

版権的な問題でしょうが、選手名が適当なんですね。
ただ、背番号だったり、ポジションだっり、何より見た目だったりで明らかに、「・・・君はバルデラマでしょ」とかわかるのが良かったですね。
で、名前も変えられるので、らしき選手の名前は変えてしまって楽しみました。

イタリアはポニーテールで10番のジョバンニ。これは言うまでもなくR.バッジオですね。
ドイツは10番でCBのクランツ。これも言うまでもなくマテウスです。
メキシコの超攻撃的GKのフェルナンデスは言うまでもなくカンポスで、コロンビアのアフロのサンチェスはバルデラマ、ブラジルのミューラーとカルロスはロマーリオ&バベット、アルゼンチンのフェルナンドはマラドーナ、ベルギーの堅守のGKアレックスはプロドーム。
あとは当時から好きだったオランダは、ヘンリーヤコフ、そしてヴィランドルですね。多分モデルはペルカンプだと思うんですけど、このヴィランドルは大好きでした。

そして日本は確か開発スタッフの名前と聞いたことがありますが、奥田、橋本、衛藤という謎のラインナップ笑
衛藤か橋本の11番だった方をカズにしてた記憶がありますし、あと控えに確かアフロのヒゲがいるんですが、こいつは言うまでもなくカリオカですね笑

あと、元の選手はわからないですが、北朝鮮のパク・カムイル、サウジアラビアのアブラハム、ナイジェリアのセペク&イスアーク、アイルランドのキールマンなんかは名前覚えてます。
わかる人にはわかると思います!


まとめ

そんな感じで、今振り返ってもすげー面白かったです。
スーファミで一番燃えたのはこのゲームですね。

ちなみに、95年にリリースされた実況ワールドサッカー2 FIGHTING ELEVENも、この1と同じくらい若しくはそれ以上に熱中したものでした。
久々にやりたいですね!


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