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#263 バンド論72|NUMBER GIRL

相川七瀬から飛んで、今回から日本が誇るロックバンドを紹介するフェーズに入ります。

早速紹介するのはみんな大好き・NUMBER GIRL(通称ナンバガ)!
これまでの人生で多くのコミュニティを経験しましたが、常にどこかしらにナンバーガールをフェイバリットにあげる人が一定数いたような気がします。


NUMBER GIRLとの出会い

高校時代からロック誌(と言ってもロッキン・オン・ジャパンとか)を買うようになり、そこで存在を知った記憶があります。
しかし、向井秀徳も田渕ひさ子もどノーマルなので、その辺のビジュアルで関心を持てず笑
高校時代は「透明少女」とか「鉄風鋭くなって」とかをかろうじて知っているレベルでした。

で、大学に入って、大学の友人たちは音楽戦闘力の高い連中が多く、カラオケに行ってNUM-AMI-DABUZとか入れるんですけど、全く歌えてないんです笑
ただ、この辺で友達に音源借りたり、その辺でハマって行った記憶があります(その年、2002年に解散しちゃうんですが・・・)

で、ZAZEN BOYSには然程興味を持てずにいたんですが、前述の通り、転職した会社や、バンドの仲間などで常に好きな男がいて、色々と語ったりしてましたねえ。


NUMBER GIRL 再結成!!

そして2019年ですかね?
まさかの再結成にテンション上がり、職場のナンバーガール好きのパイセンがチケットを取ってくれたので、満を持して再結成ライブ行ってきました。

そのライブに関しては別途、いつになるか分からないですがレポートでお伝えさせていただきます。
※ ちなみに2023年5月現在、僕が最後に行ったライブですね・・・

あとはフジロックの配信でも見てましたね。
そこで熱く語っております。


NUMBER GIRLの琴線に触れる曲BEST10

10位 IGGY POP FANCLUB

ナンバーガールにしてみたらあんまり変態性・中毒性は強くなく、割とノーマルな曲なんですけど、ライブではいつも終盤とかトリとかに演奏する、バンドに取って大事な曲ですね。


9位 ZEGEN vs UNDERCOVER

この曲は・・・ヤバい!更にヤバい!バリヤバ!な曲ですね。
女衒と潜入捜査官の戦いですならね笑
この傍観者が叫びが「ゔぉくぁんしゃ」的な感じで聞こえてカッコいいです。



8位 SASU-YOU

これはすげー好きです。
かなり変態的なギターが冴え渡る曲ですね。Aメロの裏打ちの部分も好きです。
歌詞が「あなた(YOU)を刺す」というなかなかイカれた歌詞ですが、このレベルはまだ序の口です笑


7位タッチ

これはそのライブの2曲目に演奏してましたが、毎回割と序盤で会陰そうする曲で、ナンバーガールのデビューアルバムの1曲目です。
久々に聞きましたがいい曲です。歌詞は難解ですが・・・


6位 NAM-AMI-DABUTZ

これは・・・初めて聴いた時になかなか衝撃を受けました。
とにかくイントロがクソカッコよくて、かなり印象に残りましたね。
そして狂ったラップ(?)と、とにかく狂った「必要ない」のシャウト。変態極まりない曲です。まぁそもそもタイトルが狂ってるんですけどね笑

とにかくこの曲はヤバいくらいカッコいいんですが、難点はライブでそんな盛り上がらない点ですね笑
叫んだり拳をあげたりではなく、純粋に聴き入っちゃうのが理由でしょうが・・・


5位 透明少女

これはメッチャ好きです。デビューシングルにして、最高に盛り上がるナンバー。
この曲で一番テンション上がるのは田渕ひさ子の最初のギターのリフであることは異論無いと思いますが、あとはアヒト・イナザワのドラムもクソかっこいいですね。もう最初から最後まで暴れ太鼓みたいな感じで叩き回るスタイル。最高です。

そしてこの曲、件の再結成ライブで割と早いタイミングで演奏したんですけど、アンコールの最後に2回目で演奏した時はクソテンション上がりましたね!


4位 鉄風、鋭くなって

これは割とリリースしたての時から聞いてましたが、この曲も最高にイカれてますね。ベースもよくスタジオで弾いてました。
この曲はやはり狂ってるのは歌詞でしょう。

発狂した飼い猫を 川へ捨てに行って
念仏唱えてサヨウナラ 中古の戦車を拾って帰る

ほとんどの日本の作詞家にはまず書けないフレーズでしょう。
ベンジーも大分イカれてますが、双璧を成すイカれっぷりです笑

そしてサビの「くぁずえっ!」とシャウトが素晴らしい。
ライブでも盛り上がる曲ですね。


3位 TATTOOあり

これもすごい好きです。豊洲のライブではこれが一番カッコよかった。
演奏面ではこの曲が多分一番好きですね。

とにかくイントロのひさ子のギターのリフがかなり好みなんですが、そこから叩き込むように入る向井の「右肩!!刺青!!明け方!!残像!!」の変態シャウトがエグすぎる。
ロック史に残る名曲です。



2位 OMOIDE IN MY HEAD

この曲も最高に盛り上がりますね。バンドにとっても大事な曲です。
個人的には「ドラム、アヒト・イナザワ」で始まって、ジャムって徐々にイントロが高まって高まって高まって・・・最後に「oi!」で盛り上がってイントロに入る瞬間がたまらなく好きです。
この動画の導入もまさに最高(1:45くらい)

今更ですが「思い出」がMemoryではなく「OMOIDE」なのがいいですね。
独特の向井の美学ですが、だからこそこまで多くの人達に愛される曲になっているんでしょう。


1位 I Don’t Know

そして一番好きなのはこれです。
I Don't Know、この曲がバンドサウンドで聴いた時にぶっちぎりで一番かっこいいです。

徐々に入るギター、ベース、ドラム、そして「叫び」ですね。
この「オーイ!!」の向井の叫びはもはや楽器!アート!クソカッコいいです。
バンドがピークにカッコよかった時期の曲ですよね。

ライブで実際に聴いた時も本編の最後でしたが、上がりました。
この曲は本当にカッコいいですね。


まとめ

そんな感じでナンバーガールを紹介しましたが、やっぱり活字で彼らの魅力を伝えるには限界がありますね。
ぜひ音源(特にライブ音源)を聴いてみてください!

以上、次は「くるり」で!

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