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#590 採用論21|Greenを活用した効果的な中途採用テクニック

本日は中途採用(経験者採用)に関して語りますが、今現在ほとんどのIT企業は採用にGreenを活用しているのではないかと思います。

私も過去には求職者(ユーザー)として活用し、最近は採用担当者として活用し、かなりGreenに関しては詳しい男を自負しておりますし、実際にGreenから内定承諾もガンガン出せているので、今日はGreen先生として偉そうにアドバイスしたいと思います。


Greenとは?

Green(グリーン)は株式会社アトラエが運営する、20~30代の若手IT/Web系経験者の採用に強みを持った、成果報酬型求人サイトです。
この成果報酬型求人サイトであるのが特徴であり、企業が求人記事は何本掲載してもダーター(無料)
但し、内定承諾などで採用が決まれば、1人につき90万円(もしくは120万円)を支払うという合理的なスタイルで、最近はこの成果報酬型(後金)スタイルも割と定着している気がします。
採用担当にしてみると、採用できるかできないか分からない前金より、こっちの方が俄然いいですね。
加えて、ITリテラシーの高い求職者もGreenに多くいるという事情もありますので、まずは採用担当の方はGreenを使っていきましょう


Greenの有効活用テクニック

ここからは企業サイドに送る、Greenの有効活用方法を紹介します。


1. 求人原稿は「小学生が見ても分かる内容」を書きましょう

求人原稿はめっちゃ大事です。
これはしっかりとしたライターが書くべきなんですが、どうも企業によっては採用担当の若いねーちゃんがやっつけとかで書いたりして、あまり会社の魅力を伝えられないこと山の如しだったりするのです。非常に勿体ない。

求人記事は、誰が見ても分かる内容にしましょう。
企業の中にいたら視野が狭窄してしまうのですが、みんな御社のことを知らないんです。
なので、知られていない前提で原稿を書く必要がありますし、ポイントとしては「社員をたくさん使う」「専門用語を使わない」「100人が見て100人がイメージできる内容を書く」ということ。
緩く浅く、まず理解してもらい、興味を持ってもらう内容が大事ですね。

あと、何件応募記事を出してもタダなので、求職者とのタッチポイントを増やす為に多く記事を出すのは◎です。
ただ、「メンバー」「マネージャー」みたいな感じで、1つの職種でもしっかり分けましょう。


2.「スカウト」「気になる」を使い分けましょう

この辺も混合して一緒くたに使いたがってしまいますが、用途で分けるのをお勧めします。
浅く広くの対象に「気になる」で網をかけて、深く狭くの対象に「スカウト」をピンポイントで送るやり方を行っていますが、今のところそれで効果を出せています。
気になるは「希望職種」「経験」「勤務地」「希望年収」「最終ログイン日」などでプールをたくさん作って送っていくイメージがよいでしょう。
そしてその候補者群の中で、ピンポイントで会いたい人(経験企業とか)に送るイメージですね。
あとはスルーされて当然という心持を持つことも大事ですね。


3. 連絡は即レス!結果は基本当日!

Greenに限らずですが、このような即レスポンスは行いたい所です。
Greenはメール通知ができるので、メールが来たら即ログイン!そして即返信を心がけましょう。
選考通過者にはその日中に次のアポの日程を決める位の礼儀が必要ですね。

その辺のマナーはこの辺でも書いていましたので参考に!


4. 独自の便利な機能を使おう!

最近追加された求職者ブロック設定は非常に便利です。
何が楽しいのか、毎回全職種に応募してくる結構アレな応募者(被害企業多数)がいるので、速攻追加しましたね。
スクリーニングなども有効です。
あとは何気に「メモ」とかも結構便利ですよね。


知っておきたいGreenの裏技

そしてこれは思い当たる人がいたら注意して欲しいポイントですね。

1. ブロック企業は結構見られてます!

A社にいる人はA社をブロック企業に設定しますが、これは盲点があります。
採用担当って結構繋がっているので、A社にいる人が、B社の採用担当に「A社で検索したら何人くらいいる?」みたいな情報を引き出せたりするんですよね。
なのでブロック企業はあまり意味を成さないということは思っていた方がいいので、バレても堂々としておきましょう。


2. バレるので不正はNG

あとこれは企業向けですが、内定を出したら成果報酬を払わなければならないのですが、これはケチっちゃダメです。堂々と発表しましょう。
多くは語りませんが、お天道様はちゃんと見ているので、この不正はマジで辞めた方がいいとだけ伝えておきましょう。


3. コンサルの意見は大事!

アトラエの社員の方がくれるレポートは参考にした方が良いですし、テクニック的なアドバイスもかなり有用なので、しっかり聞いておきましょう。

まとめ

Greenを制する者はIT業界の採用を制す、という言葉も今作りましたが、本当にその通りなので、Greenと仲良くなる所からまずは始めましょう!

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