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#763 蹴球論68|2024年 パリオリンピック① ~全勝で決勝T進出!~

パリ五輪サッカー日本代表の勢いが止まりません!
グループリーグ全勝で決勝トーナメント進出!しかも2大会連続という快挙!
気づけば日本もサッカー大国になったものですね・・・


2024年 パリ五輪 サッカー男子日本代表

今回もサッカーは23歳以下ということで、2001年1月1日以降に生まれた選手に限ります。
2001年6月4日生まれの久保建英くんはこの世代の最年長になれるんですが、やはりオリンピックは軽く思われがちで、新シーズン開幕前にどこのクラブチームも主力選手を出したくないので、召集断念。
そんな感じでオーバーエイジに打診した選手も軒並みNGだったようで、今回はオーバーエイジを使わないというノリになりました。
16か国で唯一日本だけがオーバーエイジを使わないみたいです。

更にはこの世代で華があり、知名度も高かった松木もまさかの招集外!
ただ、これは海外移籍が理由との事ですね。

そんな感じで選ばれたのは18名。
自分が最近詳しくないからか、ほとんどが知らないメンツだったりでした。

  1 GK 小久保 玲央ブライアン(ベンフィカ / ポルトガル)
  2 DF 鈴木 海音(ジュビロ磐田)
  3 DF 西尾 隆矢(セレッソ大阪)
  4 DF 関根 大輝(柏レイソル)
  5 DF 木村 誠二(サガン鳥栖)
  6 MF 川﨑 颯太(京都サンガF.C.)
  7 MF 山本 理仁(シントトロイデンVV / ベルギー)
  8 MF 藤田 譲瑠チマ(シントトロイデンVV / ベルギー)
  9 FW 藤尾 翔太(FC町田ゼルビア)
10 FW 斉藤 光毅(ロンメルSK / ベルギー)
11 FW 細谷 真大(柏レイソル)
12 GK 野澤 大志ブランドン(FC東京)
13 MF 荒木 遼太郎(FC東京)
14 MF 三戸 舜介(スパルタ・ロッテルダム / オランダ)
15  DF 高井 幸大(川崎フロンターレ)
16  DF 大畑 歩夢(浦和レッズ)
17 FW 平河 悠(FC町田ゼルビア)
18 FW 佐藤 恵允(ヴェルダー・ブレーメン / ドイツ)

<バックアップ>
19 MF 植中 朝日(横浜F・マリノス)
20 MF 山田 楓喜(東京ヴェルディ)
21 DF 内野 貴史(フォルトゥナ・デュッセルドルフ / ドイツ)
22 GK 佐々木 雅士(柏レイソル)

僕がこのメンバーで存在をしっかりと認識し、顔と名前が一致する選手は 藤田譲瑠チマと細谷、荒木くらいしかいなかったですね・・・


オリンピックの歴史

サッカー男子はこれまで12回オリンピックに出場しており、最高成績は1968年のメキシコの時の3位ですね。釜本が夢想していた時です。
そこから暫く出場できなくて、ようやく28年ぶりに出場できたのが1996年、前園世代ですね。
この時はワールドカップ初出場より前だったので、興奮したものでした。
この時から8大会連続、それこそ28年ずっと出場できているのは熱いですね。


シドニー世代はもっともメダルが期待されいたチームでした。
予選なんて突破して当たり前みたいな感じで見てましたからね。大したもんでした。


そして僕らの同世代の奮闘です。グループに恵まれなかったですね。
やはりこの時期が一番好きですね。


このあと「北京」「ロンドン」「リオ」「東京」も振り返りますが、まずはそんな感じでパリの予選リーグを振り返りましょう。


1次リーグ グループD

第1戦|5〇0 パラグアイ

そうして開幕したパリオリンピック、オーバーエイジも集められず、主力もクラブの要請で拒否という状況で迎えたパラグアイ戦です。
2004年アテネの頃も所詮はパラグアイで、あの試合は那須のミス(本人もネタとして公言)があり、乱打戦の末3-4で負けており、そのトラウマがあったりしたんですが、完全に杞憂!とにかく一蹴

国際大会で5-0という虐殺スコアはそう無いんじゃないですかね?
とにかく無慈悲極まりないスコアで圧勝!
パラグアイの少年たちは泣き叫んだでしょう。

そんな感じで最高のスタートを切った日本代表でした!VIVA!

※動画はなぜか無いという状況!


第2戦|1〇0 マリ

そして勢い止まらない日本代表は、続く2戦目のマリ戦も勝利!
マリには以前にテストマッチでボコボコにされていたようですが、このような熱い舞台でリベンジかましたのは素晴らしいですね。

決勝点、細谷のドリブルが素晴らしい。オルンガ仕込みらしいですね。
流石A代表でも名を連ねているだけあって、圧倒的なドリブル力です。


そして今大会で大注目されているのが小久保ブライアン改め「国防ブライアン」ですね。
全然プレー見たこと無いんですが、結果として予選3試合すべてクリーンシートは素晴らしすぎる。
A代表スタメンで問題なさそうですね。彩艶より今は上でしょう。


第3戦|1〇0 イスラエル

そして2戦2勝で決勝トーナメント進出を決めて、最終戦は負けてもほぼ1位通過というかなり据え膳なシチュエーションで参戦し、ターンオーバーで挑んだのですが、結果として勝ってしまうあたりが流石。

エース細谷のゴールも◎ですね。


決勝トーナメントへ

そして決勝トーナメント1位の相手はスペインという!
スペインの野郎も2試合を終えて決勝トーナメント進出が決まっており、第3戦でメンバーを落としてエジプトに負けて、2位通過をするという始末。
EURO2024を制したメンバーもいるという布陣です。

まぁそれでも日本もターンオーバーできてますし、累積警告の出場停止選手などもいない今の状態で当たるのはむしろ理想なのかもしれません。

絶好調の小久保ブライアンの堅守と、藤田チマのゲームメイク、そしてエース細谷を軸に、2点取って絶好調の山本、三戸、藤尾などが活躍してくれるのに期待です!


そんな感じで敵は強いですが、全勝で勢いに乗ってるのは日本なので、なんとか悲願の56年ぶりのメダル目指して頑張って欲しいですね!

また決勝トーナメントはレポートします!
頑張れサッカー日本オリンピック代表!


追記

そしてなでしこも決勝トーナメント進出!
熊谷は2011W杯の優勝を知る唯一のメンバーですが、PKとか流石でしたね。

アベックでのメダル獲得に期待です!

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