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アルバム論

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#644 アルバム論37|服部 / UNICORN(1989)

何気に結構書いてきたアルバム論、今回はユニコーンの出世作であり代表作である3rdアルバム「服部(はっとり)」を紹介させていただきます。 初々しいデビュー作のBOOM、徐々にカラーがつき始めてきたPANIC ATTACKに続いて、ある種ユニコーンというバンドの初期の集大成とも言われる3rdアルバムが服部という笑 改めてふざけたバンドですね笑 「服部」リリース時のユニコーンBOOMとPANIC ATTACKで徐々に人気を集めて、この時期に満を持してリリースされた1stシングル「

#632 アルバム論36|PANIC ATTACK / UNICORN(1988)

UNICORNのアルバム論、続けでどんどんいきましょう。 今回は88年にリリースされた2ndアルバム「PANIC ATTACK」いきます。 「PANIC ATTACK」リリース時のUNICORNBOOMリリース後に、キーボードの向井ミドリちゃんが抜けてこのアルバムリリース時期は4人だったユニコーンでしたが、実際にはアルバムのレコーディングなどは後に加入する阿部がガンガンやっていたとの事なので、アルバム撮影していた時だけ4人だったということなのでしょう。 ジャケットでは民生

#624 アルバム論35|BOOM / UNICORN(1987)

今回からのアルバム論はUNICORN(ユニコーンと表記混在します)のアルバムを紹介していきたいと思います。 1993年の解散前までのオリジナルアルバムを対象に、「BOOM」「PANIC ATTACK」「服部」「ケダモノの嵐」「おどる亀ヤプシ+ハヴァナイスデー」「ヒゲとボイン」「SPRINGMAN」の計7枚、気合入れて紹介します! 押忍! 僕とユニコーンの出会い僕がユニコーンを初めて聞いたのは1996年、その頃すでにユニコーンは解散して、民生はソロでした(3年前の1993年に

#613 アルバム論34|ONE / JUN SKY WALKERS(S)(1992)

アルバム論、今回はジュンスカのベストアルバム「ONE」を紹介します。 このアルバムは鬼のように聞きました。 JUN SKY WALKERS(S)との出会い僕が中1の頃、4つ上の姉がこのアルバムをクラスメイトから借りてきたのが理由だったと思います。 この頃まだジュンスカは活動していたのですが解散間際であり、僕もそんなに存在を認識していなかったんですが、このアルバムを聞いてかなりハマりました。 そして同時期にサッカー部の友人もジュンスカにハマった奴がいたので、そいつとよくCD

#606 アルバム論33|ORDER-MADE-15 NUMBER SELECTION- / ZIGGY(1992)

アルバム論、ミスチルに続いてZIGGYのORDER-MADEを紹介します。 これもかなり思い入れのあるアルバムでした。 僕がこのアルバムを買ったのは小6の頃です。 何故か母親presentsの「1人1枚アルバムを買ってくれる」というラッキーイベントが発生し、特に欲しいアルバムがあった訳では無かったのですが、地元で唯一CD4を売っている電気屋に連れてってもらいまして。 で、4つ上の姉が「ZIGGYいいよ」という事で薦められ、購入に至ったのがこのアルバムで、今までミスチルのアル

#597 アルバム論32|DISCOVERY / Mr.Children(1999)

これまで「Everything」「Kind Of Love」「Versus」「 Atomic Heart」「深海」「BOLERO」とミスチルの6枚のアルバムを紹介してきましたが、今回紹介するDISCOVERYでアルバム紹介は一旦終了!です。 「Q」とか「IT'S WONDERFUL WORLD」とかも多分書けるんですが、やはり曲によっては思い出せない曲とかありますので、一旦はこのDISCOVERYまでとさせていただきます、押忍! DISCOVERYとはBOLEROリリース以

#589 アルバム論31|BOLERO / Mr.Children(1997)

ミスチルのアルバムも気づけば6枚目です。 これまで紹介した「Everything」「Kind Of Love」「Versus」「Atomic Heart」、そして「深海」は全て購入して持っていたのですが、今回「BOLERO」から購入しないマンになってしまいました。 みんな持ってたから買わなくていいと思ったのもあったと思うんですが、僕がこの時期位からロックやパンクに傾倒していったのが理由な気がします。 それでも深海の姉妹作とも言われたこのアルバムはかなり聞きまくりましたし、

#581 アルバム論30|ATOMIC HEART / Mr.Children(1994)

深海から遡って、1stのEverythingから、Kind Of Love、Versusと紹介させていただきましたが、今回は4thアルバム「ATOMIC HEART」を紹介させていただきます。 以前にも紹介しましたが、僕が人生で初めて買ったミスチルのアルバムですね。 ATOMIC HEARTを買った経緯僕がJ-POPをガッツリ聞くようになったのは1994年くらいでした。 この年は小学5年生で、家なき子がヒットして、中島みゆきがヒットして、trfがヒットして、小室ファミリーが

#572 アルバム論29|VERSUS / Mr.Children(1993)

本日紹介するのははミスチルの3rdアルバム「VERSUS」ですね。 しかし、改めてですが、デビューしてから凄いペースでアルバム出してますね… 当時のセルアウトだった時代背景が垣間見えます。 VERSUSとは?このアルバムも大好きでした。 時期的にはKIND OF LOVEと一緒に買って、その頃はこっちの方が好きでしたね。未だに聞くとメロウになるアルバムです。 VERSUSは日本語だと、誰 対 誰の「対」で、略語だと「VS」で、こっちの方が分かりやすいですね。 その名の通り

#564 アルバム論28|KIND OF LOVE / Mr.Children(1992)

暫くはミスチル編ということで、前作Everythingに続いて2ndアルバムのKIND OF LOVEを本日は紹介しましょう。 KIND OF LOVEとは?1992年12月にリリースされたミスチルの2ndアルバムで、なんと1stのEverythingリリースからわずか7ヵ月でリリースという気合の入りっぷりです。 僕がミスチルで一番好きなアルバムは深海なんですけど、その次に好きなアルバムと問われると拮抗しており日によって変わるんですが、このKIND OF LOVEもかなり

#556 アルバム論27|Everything / Mr.Children(1992)

アルバム論、今回からはミスチルを紹介したいと思います。 以前に「深海」は紹介したんですけど、その前後のアルバムについては紹介しておりませんでした。 ですが、LUNA SEAとかXとか黒夢とか、ほぼ全部のアルバムを紹介したりしていた中で、ミスチルも思い入れがあるので、深海以外のアルバムも語りたいと思ったので、今回の「Everything」から「Discovery」まで、ガッツリ紹介したいと思います。 EverythingとはEverythingはミスチルのデビューアルバム(

#547 アルバム論26|GUITARHYTHM FOREVER Vol.2 / 布袋 寅泰(1995)

前回紹介した布袋の「GUITARHYTHM」シリーズを締めくくるベストアルバム「GUITARHYTHM FOREVER Vol.1」に続いて、今回はバラードやゆったりしたメロウな曲を中心に収録した、GUITARHYTHM FOREVER Vol.2について紹介しましょう。 こっちもこっちでいいんですよ。 GUITARHYTHM FOREVER Vol.2とは?もう背景とか詳細とかはVo.1で語ったので割愛しますが、とにかく布袋サウンドの「優しい」「染みる」「心に残る」曲を中

#546 アルバム論25|GUITARHYTHM FOREVER Vol.1 / 布袋 寅泰(1995)

書いていて何気に楽しいアルバム論、前回のTHIS BOØWYに続き、BOØWYのギタリストであり、現在は日本を代表するロックンローラー・布袋寅泰の作品の中で、僕が最も愛したアルバム「GUITARHYTHM FOREVER Vol.1」、そして次回「GUITARHYTHM FOREVER Vol.2」を紹介します。 GUITARHYTHM FOREVER Vol.1とは?BOØWY解散後、ソロになった布袋は自身のソロ活動のテーマを「GUITAR」と「RHYTHM」の融合である

#537 アルバム論24|THIS BOØWY / BOØWY(1998)

アルバム論、続いてはBOØWY行きましょう。 ちょっとオリジナルアルバムを書くと2カ月くらい掛かってしまうので… 今回は自分も持っていて、一番聞いたかなとも思うTHIS BOØWYをセレクトしました。 「THIS BOØWY」リリースがされた時期解散から10年のタイミングで発売されたとか、そんな感じだと思います。 このアルバムが発売された当時、98年2月は、氷室はNATIVE STRANGERとかその辺で、布袋はTHANK YOU & GOOD BYEとかその辺を歌ってい