「藤吉 夏鈴とは?」の答えを求めて ~"桜月"オンラインサイン会を振り返る~
書くまでの経緯。
9月にあげた1st Album"As you know?"のミーグリ振り返りnoteでは沢山の方に見て頂き、去年1月から始めて20本くらい更新している私のnoteで一番閲覧されているものとなりました。
本当にありがとうございます。
"As you know?"期間では、私の推しアイドル・藤吉 夏鈴と22年7月~9月の期間にあったこと(W-KEYAKI FES・ラジオ・アルバム制作話)について話ました。まあ諸々の内容は上のnoteを見てくれ。
加えてサイン会という20人という選ばれし精鋭の枠を掴み取り、何を話そう何を話そうかと悩んだ結果、3rd Single"流れ弾"でポジションが落ちた自分自身を「不器用さが悪い方向に出てしまっている」と称した21年の8月9日から、22年1月のBACKS LIVEを経て、迷いが振り切れたように見えた彼女に「不器用さを受け入れたか」という質問をぶつけました。
彼女から返ってきた答えは迷いのない「受け入れた」という答えでした。
そんな自分の不器用さを受け入れた彼女はアルバムを提げてのツアーを走りに行ったわけですが、どうでしょうか。
サイン会があったのが去年の9月4日。そこから約半年、ツアーやあざと連ドラの主演を経て、何か変わったことはあったでしょうか。
というのを「5枚目シングル・"桜月"ミーグリ&サイン会を振り返る。」っていうタイトルのnoteの前書きにしていたんですけれども。
今回の私のミーグリ、本当に薄いんですよね〜。
レポはまとめているので見て欲しいんですけど。↓
というのも個人的に今回の"桜月曲"があまり刺さってなくて。まあ代々木で聞いたらええやん?ってなっちゃったチョロオタなんですけど?
なんか今回のシングルなぁ〜と思いながらモチベーションもフワ〜っとした感じでミーグリに行ったらしょうもないレポばっか生まれてしまいまして。「まとめててもつまんね〜な」となって3,000文字くらい書いて消してしまいました。(勿論ミーグリ自体はやってて楽しいです)
そんな中、今シングル一番最後にお話することのできる機会・オンラインサイン会では非常に有意義なお話ができ、また、私以外の藤吉 夏鈴さん推しの方にも是非見て頂きたい内容となりましたので、今回はオンラインサイン会のみでnoteを一本書いてみよう!と思います。
ぶつけた質問。
上にもある前回のnoteやレポまとめの内容を見ていただければ分かるのですが、私の藤吉 夏鈴さんへのミーグリスタイルは基本彼女へ質問を投げ、彼女が正直に打ち返す、というスタイルになってます。(今回のシングルは漫才みたいなものが多くなりましたが…)
"As you know?"のサイン会では初めてのスペイベということもあり、どうしようかなぁ、何を質問しようかなぁと悩みに悩んだ私ですが、今回投げる質問は既に決まっていました。
①"As you know?"福岡公演 2日目公演、前日から爆発的にパフォーマンスが良くなったのはなぜか
②"As you know?"ツアーで「アイドルとは?」の答えに近づけたと思うか
この2つです。
①に関しては質問するのに至る流れを"As you know?"ツアー感想noteに記載しておりますので省略します。↓見てくれ。
②に関しては彼女が3期生オーディションCMで「アイドルとは?」を問われ、「今はまだ分かりません。」と答えたところからになりますが、私はこの先、いつの日か来たる卒業までに彼女に見つけて欲しい、アイドル人生をやり通した最後に言語化して欲しいなと思っています。
これも"As you know?"ツアー感想noteに書きましたが、ツアー期間中は彼女にとって「試練」だったと思います。
彼女は今回のミーグリの際自分でも口にしていましたが、外仕事があまり多くありません。そんな彼女がこのツアー期間中、自分の力で得たあざと連ドラの主演という大役との両立は彼女だけが経験できた財産でした。
ステージの上以外でも求められるものに応えながら、ちゃんとステージの上ではいつも通り、無心になって全力で楽曲を表現する。それぞれ異なる求められるものに応えながら活動を行なったこの期間は"アイドル"という定義に触れるには十分なものだったはずです。
①の福岡公演のような、しんどい時も乗り越えて完走したツアーは「分からない」と言ったアイドルとは?の答えに少しでも触れられることができたのでは?と思い、質問しよう!と決めました。
返ってきた答え。
質問が決まっていても、いつもと違う緊張感で頭を抱えてしまうレベルなのは僕だけなのでしょうか選ばれし精鋭の方々。
しかも今回はスタッフのマイクチェックを4回も繰り返したことが余計に大丈夫かという不安を募らせてきやがる。勘弁してくれ。
1点リードで押し込まれるアディショナルタイム級の緊張感を持ちながらなんとか自分の番へ。
というわけで①の質問をぶつけたのですが、「ツアー期間あまりにも怒涛すぎてもうあんま覚えてないよね」と一蹴されました。はい〜次の質問へ。
最近彼女がステージ上で本当に無心であることがよく分かってきました。
というわけで②の質問へ。
終わった後記憶できる限りをメモしてあるのでそれを。
意外な回答だった。
けど、彼女がこの質問を聞いて、間髪入れずに回答をしてきたことに、「アイドルとは?」を彼女も考えながらこの期間を活動していたのかなぁと思い、少し嬉しくなりました。
この後から、ずっと彼女のこの言葉が頭に残っている。
色紙に文字を書きながら呟く彼女の姿も。
普段じゃ絶対に聞けない彼女の心の中にある言葉。
自分が分からなくなってきた。
言葉だけ見ると、自分を見失って彼女がネガティブに悩んでいるように見えるけど、その言葉を呟く姿を見た僕は決してネガティブな悩みだとは思いませんでした。
グループにおいて、3期生も入ってきた中で、自分の求められることや、彼女の性格からして考えに考えて、「アイドルとは?」という問いのように分かりませんということになったんだろうなぁと思う。
まあそんなこんなでサイン会は終わった後、時間も時間だったので夜ご飯を食いながら、お風呂に浸かりながら、「藤吉 夏鈴とは?」というのを初めて考えてみた。
まあ考えれば考えるほど分からないテーマであり、もし学校や企業の面接で「あなたとはどういう人ですか?」と聞かれたらどう応えんねんとか思ったり、「つか俺ってなんなん?」ってなり、俺もよく分からなくね?俺って周りからどう思われてんの?とか考えてしまった。
でも藤吉さんが自分が分からなくなったのってそこにヒントがあるような気がして。
彼女の場合アイドルで、何万という人間から見られる仕事でそこで自分の見られ方とか、どういるべきかとか、そういうのを気にし始めたらそんな自分ってなんなんだろう?ってなったんじゃないかって。
彼女に毎回ミーグリの後とか、ライブの後、絶対にレターを送るようにしている。見ているかは知らないし、多分見てない確率の方が高いけど。たまに来る「レターありがとう」を信じ送り続けてる。
色々考えて、やっぱり僕は「藤吉 夏鈴とは?」が表現できる場所はステージの上だと思います。
今やっていること(楽曲・表現に向き合う姿勢)を続けていって、"As you know?"ツアーで生まれた課題とか、(聞きたかったけど聞けなかった)日々の課題を突き詰めて行ったら、Buddiesだけじゃないもっと多くの人の心を動かすことができる人間になれるんじゃないかって。僕が貴方に心を動かされたように。
そこにも言葉があるかなんか分からないけど、ステージにいる彼女を見て藤吉 夏鈴に少しでも心を動かされたって人がいればそれでいいじゃんって。それが藤吉 夏鈴って人間を表すことでいいじゃんって。それが彼女という人間が櫻坂46、このアイドル界にいる意味じゃんって。
そんな言葉を送りました。レターじゃ見てる確率が低すぎる。小林 誠司の打率くらい低い。
今思えばこうやってツラツラ言葉が出てくるけど、サイン会の時は言葉が出てこなかった。悔しい。絶対に次は会話の中で伝えます。
その時はもう彼女自身が「藤吉 夏鈴とは?」を分かってるかもしれないし、どうでもいいやと思ってるかもしれないけど。飽き性だもんね、りんちゃん。もうりんちゃん呼び飽きたらしいね。
前回、自分の中の不器用さを受け入れた彼女が"As you know?"ツアーに走り出す瞬間を見送ったわけですが、今回ツアーでは「藤吉 夏鈴とは?」の答えを探す彼女を見送ることになりました。もう走り出しちゃってたんだけど。
でもほんと、ステージ上の彼女は無心で迷いがない姿なんだから。
僕はそこに答えがあると思います。
以上になります。
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