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2020年代最高傑作なんじゃないのかRRRは

鑑賞後の初手の感想が「全部解るんだけど何も解んない」だったのでパニックになりビリヤニを欲しすぐさまインド料理屋を探したが時間的にやっておらず飲み放題90分750円の安居酒屋に飛び込みビールを11杯飲みながら内容を話し確信、恐らく2020年代の傑作


インド映画はほぼ初体験に近いが面白さが我々がよく知っている日本の少年漫画やヒーロー物の系譜の「無茶苦茶な強さと格好良さ」を表現するのに異様に長けている、ケレン味ってやつ?
歴史上の人物や神話の再構成ミキシング作品はビックリマンや聖闘士星矢の時点で精神の奥底に刻みつけられてるのですんなりと体内に吸収出来る要素が日本人には有るから刺さる作品なんだがそれにしては全て打ち込んでくる描写が狂気の沙汰、格好良すぎて笑うか泣く。
ジョジョや男塾やバキを全巻読んで「あははー、君たちは範馬勇次郎や江田島平八みたいでジョナサン・ジョースターみたいな黄金の精神を持った漢やリンゴォ・ロードアゲインみたいな漆黒の意志が好きなんだね!じゃあ1vs1万人で勝つ漢と素手で虎を仕留める漢作ったよ!!」ってノリで完璧な狂った強さの益荒男を話に落とし込み人間讃歌へ昇華して行く。

我々のよく知っている要素への連鎖は続いて行く、キン肉マンでお馴染み「友情」だ、ものすごい益荒男が揃ったら当然起きる物がある、「爆発」であるタンクローリー8台分の重油が爆発する中で少年を助けるヒーロー物として正しいスタートになった所で日本人の大半がヒアリング不可な言語で歌われる主題歌が流れる益荒男二人の濃厚なイチャコラOP、ほぼデートのようで当然のように青春ジャンプまでやるので色んなイチャコラ百合アニメOPが脳内に流れるがスクリーンに映ってるのがは髭面のインド益荒男、この時点で見てる側は正気で無くなってるのですんなり受け入れる事が可能、このイチャコラOPにその後の伏線が含まれまくってるので見逃せないのも覇権アニメOP感が強い。

すでにこの時点で1時間程インド映画に脳が対応していて慣れ初める

小学生の時に酔拳や蛇拳見た時の次の日のクラスの感じとかターミネーター2見た時に風呂はいる時に全裸で真似したりと一緒で途中に捻り込まれる圧倒的インド要素、インド式ダンス「ナートゥー」を真似してるんだが妙な中毒性が有り3回目も見に行っても「ナートゥ」だったので捻り込まれるインドの凄さは凄まじい、耳にナートゥーが白いシャツにカレーうどんのシミつけた見たく離れないんだよナートゥーが、ナートゥだけの感想になるので切るがナートゥだけでも見てくれ、You Tubeにあるから

これ以上書くと話の核心に入るから公開終了したら出そうと思ってる二部に続くんだが住んでる地域での鳴り物応援上映2DAYSに参戦した勢いで何か書くかもしれん
冷静に正気になれない程度にはやべえ。


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