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実家の親が元気という幻想は人類のバグ

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アルツハイマー型認知症の父を介護するなかで生まれた葛藤やたくさんの人にたすけてもらった感謝をコラム形式で書いてます。「おちこんだりもしたけれど、私はげんきです。」そんなお気持ち。
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#アルツハイマー型認知症

名前を呼ばれないことがかなしいんじゃない

アルツハイマー型認知症の父・やっさんについてのコラムです。 前回まではこちらから。 2018…

Futura
4年前
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実家の親が元気という幻想は人類のバグ〜戸惑い編

これは、ある日突然、82歳のアルツハイマー型認知症の父親(以後:やっさんと呼びます)の介護…

Futura
4年前
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やっさん、母に告る。 ①

本編でもすこし触れているのですが、ある夏の日にやっさんが起こした事件のことを書こうとおも…

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4年前
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やっさん、母に告る。 ②

やっさん、母に告る。①の続きです。 待機スペースで親戚たちが淹れてくれた緑茶のような液体…

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4年前
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やっさんとのお風呂戦争①

 今もなお、解決策が見つからず、われら家族を悩ませつづける認知症患者にありがちな厄介な問…

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4年前
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やっさんとのお風呂戦争②

やっさんとのお風呂戦争①のつづきです。 なにがなんでもお風呂にはいることを拒否するやっさ…

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4年前
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ワタミの宅食・石本さん

 認知症であるやっさんの食欲モンスターっぷりは以前に紹介しているとおり。満腹中枢が機能していないので、1日中なにかを食べていないと落ちつかない。 やっさんの抗えない食欲と供給する側としての果てしない戦いは、一生続くだろうと思われていた…が! 世の中にはすばらしいシステムが爆誕していた。 宅食サービスである。はい、神です、神。 調理済みのお料理をレンジであたためるだけ、の多忙なママや単身者には特にありがたい冷食システム。重ね重ね肯定的な立場でございます。 様々な会社が参入して

もし衛生兵だったら、わたしはわたしを助けただろうか

MOTTAINAI 忘れもしない、いきなり電子レンジでゆで卵を温めようとして爆発させたあの日の衝…

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4年前
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「たすけて」といえた相手はSNSの人でした

強く生きることを求められる時代に  Planetというとってもとってもマイナーで、やさしいSNSア…

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4年前
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その手を離さない

アルツハイマー型認知症の父についてのコラムです。 前回まではこちらから 先の感染症の影響…

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4年前
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当たりまえだけど、母は社会の一員だった

アルツハイマー型認知症の父についてのコラムです。 前回まではこちらから 今回は母のことを…

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4年前
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