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「心が強い人」の人生は思い通り・神メンタル(後編)

「心が強い人」の人生は思い通り・神メンタルの続き。


前編はこちら


前回は、夢を叶えるために5年後の自分についてのビジョンボードを作る、という作業までした。

今回は、この本のなかで強烈に印象に残った

1マイル4分の壁

の話を書く。

昔、1マイル(約1600m)を4分以内に走るということは絶対不可能とされていたそうだ。
どんなに頑張っても何十年も4分以内には達しない。
そこであるアスリートが1マイル4分以内を目指すのではなく、毎回少しずつ記録を伸ばす、そうすればいつか1マイル4分以内に達するはずだ、というふうに目標を変えたそうだ。
その目標なら達成できる、という思いから挑戦を続け、ついに何十年も達成されなかった1マイル4分以内の壁を突破できたそうだ。
すごいよね。
この話にはさらに続きがあって、1マイル4分の壁を突破したことを知ったアスリートたちが「えっ、1マイル4分以内で走ることができるの?」ということを知り、それから1年以内に27人ものアスリートが1マイル4分以内を達成したそうだ。何十年も突破できなかった壁なのに。


ここには、2つの気づきがある。

1つは、一見不可能な大きすぎる目標を細かく分けることで達成できるようになるということ

もう一つは、だれもができないと思い込んでいたことができるとわかると、自分でもできてしまうこと。「だれもができないと思っている」というマインドセットは、「だれもできない」という大きな壁を作り出しているのだ。


それは、自分自身のなかにもあって、「自分にはできない」というマインドがある以上、ずっとできないのだろう。
なにかの表紙に「自分にもできる」となったとき、それはできるようになるのだ。

あなたのなかにもできないと思い込んでいることはあるだろうか。

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