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診断:PMDD

「診断名はPMSのPMDDです。」

あぁ、やっぱりか。
分かってはいたが、とても悲しかった。

高校2・3年あたりから症状が出始めていた。
生理中に、突然泣き始めたり、動悸が強くなったり、呼吸しづらくなったり。
一番、「おかしい」と思った1日があった。
朝起きて、強い消失感があった。
普段通り学校の準備をしながら

あ、今日、電車に乗れない

そう思った。いつもは自転車と電車で通学していて、その日は雨ではなかったが、直感的にそう思った。
車で送ってもらった。その間、自分はずっと外を見ていた。でも、どこも見てはいない。ふと、車のミラーで自分の目を見たら、生きているような目ではなかった。光がない目。学校付近になって親がこっちを見た。異変を感じたのだと思う。
「学校休んだほうがよかった?」
私はここまで来たのだからと思い
「いや、行く」
そう言った。この時、たった一言発しただけで涙目になっていた。

教室に入ると思ったよりも会話はできたが圧倒的に口数が少なかった。
1時間目、試しに受けてみた。少しでも何かしたら号泣しそうになるほど泣きそうだった。これで自分を騙して1日過ごすのは無理だと思った。
友達に何とか泣きそうなのを我慢して帰ることを伝え、先生に手短に伝え何とか帰ることができた。

自分の部屋に入って一人になった瞬間、号泣した。
自分は普段泣くことは滅多に無い。でも、何もなく泣いた。
30分くらいぶっ続けで泣いた。
自分は人前で泣くことがとても嫌いだ。家族の前で泣くことすらできない。猫をかぶってしまう。でも、誰かに聞いてほしくて、その時の唯一、素を出せる親友による電話をした。
なぜ泣いてるのかわからない。どうしてこんなことになっているのか分からない。そんなことを永遠言っていた。

自分の症状としては、
泣くこと、動悸が激しくなること、息ができなくなること、言葉を話せなくなること、音に過剰に反応することなどがあげられる。いわゆる鬱状態みたいになる。

そんなことが続いていたので一人で婦人科に行った。その日は症状が若干出ているときで電車に乗れるか人と話せるか心配だった。だが、外に出たらある程度の猫をかぶったので移動や会話ができた。しかし、医者と話すときは明らか手が震えていた。別に威圧感がすごい医者ではない。
ただ、
処方される薬が薬なだけに、怖くなったんだと思う。一人で来るべきではなかったと感じたが一人暮らしのためそうはいかない。薬の説明はかなり長い時間された。そういうのもあってとても自分で不安になったんだと思う。

最近として一番怖かったのが夜中に息ができなくなったことだ。夜中だったので誰も助けを呼べず、ようやく少し興奮気味なのが収まり精神安定剤を飲み、眠りについた。

精神が不安定な状態が3・4日続いた。とても苦しかった。
そこから生理がきて動悸はあるが少し精神は安定した。それと入れ替えに身体の痛みが始まった。まぁ、それは市販薬で何とかなる程度だった。

これから薬を飲んでどうなるか、ここに記録を続けようと思う。

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