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#STAY HOMEの音楽

先日、カーステレオからAmerican Footballの「Stay Home」という曲が流れてきた。普段なら目に止まらなかったであろうけれど、「Stay Home」が叫ばれる中だからこそ、そんな曲のタイトルに目がいったのだろう。

そんなところから、「Stay Home」というプレイリストを作ろうと思い至った。なんらか今の状況に添うような曲を30曲選んでみたので、ぜひ家にいる時間のお供にしていただければ。

プレイリストの曲順は、朝から夜まで、一日の時間をイメージ。以下、曲を選んだ理由も少し記録しておく。

1.haruka nakamura「Melodica [Feat. Araki Shin]」

美しいピアノの音が朝露を想起させるような楽曲。清々しい一日のはじまりに、と選んだ。

2.American Football「Stay Home」

このプレイリストを作るきっかけとなった一曲。まだまだ気だるい朝、淡々と朝のルーティーンをこなす中で、ジワジワと気持ちが高まるかのような。

3.toe「Ordinary Days」

この曲は、東日本大震災の後の作られた一曲。「平凡な日々」というタイトルの通り、一日でも早く普段の日々に戻れるように、という願いのもとに作られた曲。今もまた、そんな平凡な日々、普段の生活というものの大切さを知らされている。

4.くるり「LV30」

家で過ごすとなると、やっぱりゲームは欠かせないよね、ということでこの曲を。あー、スイッチを。レベル30、飽きてきた。それでもクリアしなきゃ、クリアに、しなきゃ。

5.Ropes「dialogue」

対話できることが当たり前だった世界が、ここまで一変するとは誰が想像しただろうか。オンラインでやりとりできるとはいえ、やはり会って話がしたい。

6.宮内優里「読書 (feat. 星野源)」

宮内優里の曲を星野源が歌ったコラボ作品。「読書」というタイトルも、星野源とのコラボも、今にふさわしいよね。

7.CUBISMO GRAFICO FIVE「Chukit」

この曲はCUBISMO GRAFICO FIVEのメンバーがTwitterで歌声を募集して作った曲。今それこそ星野源とのコラボで、いろんな人が動画に合わせて演奏したり踊ったり、犬と戯れたりお茶を飲んだりしているけれど、こういうことって当時はとても斬新で。私もこれは面白い!ということで、歌を録音して提供してみたというね。たぶん、ですが、出だしの歌声が自分の声じゃないかなと思っている。

8.サケロックオールスターズ「自問自答百選」。

星野源をひっぱるつもりはないんだけど、サケロックオールスターズのこのまったりゆったりした感じ、忘れたくないね、ということで。そして今誰もがいろんなことを自問自答している、はず。

9.Predawn「紫陽花の庭」

昼下がりの日差しが差し込む様子がイメージされる一曲。紫陽花の季節にはちょっと早いけど、このゆるいポップさにちょっとホッとする。

10.Curly Giraffe「Spilt Milk (feat. BONNIE PINK)」。

本人が歌うバージョンが本家ですが、ここでは敢えてBONNIE PINKバージョンを。ポップだけど「覆水盆に返らず」という意味のタイトルに考えさせられる。コロナ前の生活は、もう戻らないのかしら。

11.The Front Bottoms「Everyone Blooms」

先日もこのnoteで紹介した一曲。このコロナの現状を受けてつくられた応援歌。誰もが自分のタイミングで咲き誇る、今じゃなくてもいいんだ、大丈夫、大丈夫。という歌詞に励まされる。

12.Comeback my daughters「Crystal」

この曲には「いつかあなたと過ごした日々を忘れるだろう」という歌詞があって。別れの歌なんだろうけど、今この歌詞を味わってみると、この辛い日々との別れや、この日々を忘れる時が来ることを願っているかのようにも感じられたり。状況が変わることで、歌詞の受け取り方も変わるもんだなあ。

13.OASIS「Cigarettes & Alcohol」

家にいるんだから、ぼーっとしながらタバコふかしたり、昼間からお酒を楽しむ時間があってもいいよね。タバコ吸わないし、お酒も普段めったに飲まない人間ですが。でも、うーん、コロナにタバコはダメだったかな(笑)

14.Matthew Sweet「Looking At the Sun」

これはちょっと切ない恋の歌、なんだと思う。でも「またあなたと会える日を」という感じ、今多くの人が思ってることなんじゃないかな。

15.Beck「Cold Brains」

自粛生活で脳みそも凍りつきそうだよ!!!!!!!!!!!

16.WEEZER「Say It Ain't So」

この曲はちょっとヘビーな歌。「嘘だと言ってよ」というタイトルも、歌われるヘビーさも、どことなく今に通じるものがある。「Alright Feels good Inside」という歌詞も、ね。

17.Penguin Cafe Orchestra「Telephone And Rubber Band」

この曲はちょっとインタールード的に。家にいると、電話が鳴ったよ、みたいな感じで。

18.クラムボン「パンと蜜をめしあがれ」

家にいてもお腹は空く、ということでこの曲を。「密」はダメだけど、「蜜」ならOK(笑)

19.スーパーカー「ANTENNA」

そして家にいるとついつい見ちゃうのがテレビ、ってことでスーパーカーの「ANTENNA」を。単調で盛り上がりのない曲だけど、この平熱感がなぜか好きで、スーパーカーの楽曲の中でもかなりお気に入りの曲だったりする。

20.NABOWA「つかのま feat. Port of Notes」

しっとりと歌い上げられ、どことなく懐かしさのある曲。縁側とかで日向ぼっこなんかしながら聞きたい。そしてこの曲の最後「あまりにも激しく すべてが愛おしい 永遠よお願い つかのまをとどめて」という歌われるパート、実にエモい。

21.Homecomings「Blue Hour」

段々と時間は夜に。「Blue Hour」は歌詞からすると夜を迎えようとする時間のことなのかな?それとも「青い時間」で、青春の歌なのかな?などと思いつつも、自粛自粛言われるこの時期もまた、ブルーな時間ですよね……淡々としながらも、じんわりと感情を揺さぶる曲調がとても好印象。

22.+/-「For You」

大好きなバンドの一つ、の+/-(plus/minus)から一曲。この曲は別れの歌であり、喪失の歌。「なんでもないようなことが、幸せだったと思う」……なんていう感じ。

23.Hymnalaya「shapes and sounds」

この曲は、歌詞もよくわからないし、そもそもバンド自体についてもよくわからない。でもこの儚げな曲が、夜を迎える時間にしっくりくるような感じがした。

24.Gotch「The Sun Is Not Down」

同じく夜を迎えるニュアンスでこの曲を。現実の厳しさが歌われているけれど、太陽は沈まないという希望を信じる歌。つらい日々が続くけど、生きよう。

25.ホテルニュートーキョー「フレミングの家」

いよいよ夜の帳がおりる。アーバンな夜の雰囲気漂うこの曲はウイスキーなんかをくゆらせながらオシャレに聞きたい(という田舎者の妄想)。

26.Spangle Call Lilli Line「a portrait」

この曲はチクタクチクタクと時を刻むかのようなギターの音色がとても印象的。まるで一日の終わりの一秒一秒を愛しむかのよう。

27.MIAOU「Hello World」

一日も終わりが近づく。また私は「Hello World」と明日を迎えることができるのだろうか?今までそんなことを思って一日を終えるということなんてなかったが、コロナウイルスの存在は、私の抱える儚さをありありと浮き彫りにした気がする。まさに「明日ありと思う心の仇桜 夜半に嵐のふかぬものかは」だ。

28.Radiohead「No Surprises」

説明も必要ないであろう、Radioheadを代表する名曲。今あらためてこの曲の歌詞を読むと実に味わい深く感じられた。ぜひチェックして欲しい。

https://lyriclist.mrshll129.com/radiohead-no-surprises/

29.Mice Parade「Tokyo Late Night」

これからのことを思うと、少し憂鬱になる深夜。Mice Paradeの「Tokyo Late Night」はそんな気持ちを歌っているかのようだ。この曲には日本人の女性ボーカルが入っているけれど、誰の声なんだろう。クラムボンの原田郁子のような気もするが……

30.Norah Jones「The Long Day Is Over」

さあ、長い一日の終わりは。ノラ・ジョーンズの優しい歌で終えるとしよう。今日も一日お疲れ様。それではみなさんまた明日。


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