見出し画像

文学フリマ37出展 著書『ことばの糸を紡いで』

しばらく投稿をできていなかったのだけれど、ここ1ヶ月は一年間で最も文章を書きまくった時期だった。

書き下ろし24篇のエッセイで、本を作る。

という途方も無い試みを、いつもの様にギリギリで開始し、ポエジーが浮かばない日もとりあえず書き始めて、数日前なんとか原稿を書き終え、今朝入稿を終えた。
入稿リミットは11/6の午前9時。恐ろしくギリギリだった。

一部noteで発表した文章を組み込んだり、すでに書いたテーマのリライトもしたが、20/24くらいは完全に書き下ろしである。

それでも書きたいと思ったテーマが収まりきらず、1作目も完成していないうちから、2作目を夢見てしまう。一通り書き切ったと思っても、自分にはまだ、書きたいこと、書けることがあるのかもしれない。

執筆期限も伸び伸びで、正直、間に合わないかと思ったのだけど、校正担当の前田稜汰さんと、ブックデザイン担当の小林ひかりさんという、心強い友人たちの多大なる協力のおかげで、なんとか書き終えることができた。

おかげで、ウキウキしながらあとがきを書いた。本に関わってくれた方々への謝意を表す文章。もはや仲間たちへのラブレターだ。これを一生に一度、書いてみたかったのだ。

本を作ると言ったって、自費出版なのだし、同人誌の様なもので、誰かから頼まれたわけでも、熱望されたわけでもない。ただ、自分が作りたかったし、書きたかったから形にしてみた。楽しく充実感もあるのだけど、期限のある創作物が、中々にしんどいものだということは、よく分かった。

焦ってもアイデアは出てこない。最初から最後までノリノリであれば同じテーマでまた違った文章が書けたかもしれない。ただ、いま出し切れる力は全て込めたと言い切れる。




そんな本が、11/11に初お目見えです。たぶん。
この期に及んでやらかしてたらすみません。

タイトルは『ことばの糸を紡いで』
内容はエッセイです。子どもの頃の思い出から、最近の内容まで僕が考えたことを自分勝手に綴っております。後半になるほど一篇の文章量が伸びていきます。調子に乗って、書き過ぎてしまいました。結果約100ページ。
一応、サービス精神の表れです。
頑張って書いたので、がんばって読んでください。

価格は税込1200円。安いか高いかは、読んでみて決めてもらいたい。限定100冊。
印刷はしまや出版さんにお願いしています。

自分も書いてみたいぞ。手伝いをお願いしたいぞ。という方はこちら。
デザイナー:小林ひかりさんInstagram
校正:前田稜汰さんInstagram




文学フリマ37


2023/11/11(土)12:00〜17:00開催(最終入場16:55)
入場無料!
会場は東京流通センター第一・第二展示場です。

僕の出店名は
韋編三絶 第一展示場 H-34です。
自分の著書『ことばの糸を紡いで』(税込¥1200)の他、今回ブックデザインに協力してもらった小林ひかりさんの『水晶体に映る記憶』(税込¥1800)も販売いたします。
なんてったって本屋ですからね!
Webカタログ https://c.bunfree.net/s/pDo
みなさまにお会いできるのを楽しみにしております。

この記事が参加している募集

文学フリマ

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?