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【オンラインショップ更新】特集 ねこの絵本とねこの本

おはようございます!
いよいよ8月。すっかり夏ですね〜

今週のオンラインショップは前回もご好評いただいた「ねこ本」特集です!
(前回記事はこちら!一部再入荷しています。)

今回も猫をさまざまな角度から描写したたのしい作品が入荷しました。
わたしも白猫二匹と暮らしていますが、ねこってかわいいだけじゃなくて、ふわふわで、気分屋で、ちょっと図々しくて……一匹ずつにユニークな特徴や性格があり、いっしょにいるとたのしいいきものなんですよね。

それでは紹介していきます◎

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「はらぺこガズラー」
ハアコン・ビョルクリット 作
掛川恭子 訳
1978年6月 ほるぷ出版 発行

大食らいのふとったぶちねこ、ガズラーのおはなし。
デンマークに伝わる民話を元にノルウェーの子ども向けテレビ番組などでアート・ディレクターとして活躍するハアコン・ビョルクリットが絵をつけた絵本です。

北欧の民話らしい突飛な展開もおもしろいですが、絵も文も味わい深く、大人もたのしめる一冊だと思います。


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「ねこのオーランドー」
キャスリーン・ヘイル 作・画
脇明子 訳
1982年7月 福音館書店 発行

一般的な絵本より一回り大きい、表紙をばばんと飾っているのがねこのオーランドー。ギターを持ったごきげんなねこです。

ねたばれになるのでここでは書きませんが、わたしは彼の見た目を描写する冒頭の描写が大好き。
作者のキャスリーン・ヘイルはイギリスで人気のある絵本作家ですが、作者紹介によると学生時代は廊下に立たされてばかりの問題児だったそうです。
けれど絵と文章の才能を校長先生に認められたことから美術の道に進み、自分の飼い猫をモデルに「ねこのオーランドー」を出版して絵本作家としての第一歩を踏み出しました。

パステルで描かれたカラフルでかわいい絵柄と、児童文学へのリスペクトを感じさせるきめ細かく親しみやすい文章。
絵本にしては少し長いお話ですが、めいっぱい物語の世界で遊ぶのには丁度良い、すてきな構造の作品だと思っています。
個人的にオススメしたい一冊です。


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「ローベルおじさんのねこのマザーグース」
アーノルド・ローベル 作・絵
三木卓 訳
1993年5月 文化出版局 発行

「ローベルおじさん」といえば、「がまくんとかえるくん」でしられる絵本作家アーノルド・ローベルのこと。

彼が生前飼っていたねこ、オーソンに捧げられたこの童謡集は「出演者はぜーんぶネコ。」とのこと。重版未定につき入手困難な一冊です。

次は読み比べてほしい、シャルル・ペロー原作「長靴をはいた猫」の絵本。

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猫好きでしられる詩人、トーマス・ヘルトナーと風刺画家であり舞台装置家としても活躍するスヴェン・ハルトマンが意気投合して作った「猫のヤーコプ」シリーズも2冊セットで入荷しています。

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犬養智子 訳
ソニー出版 発行

こちらも重版未定の作品。
猫好きが作っただけあり、愛猫家の方には共感できるポイントが盛りだくさんだと思います。

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今回は絵本以外にも、気楽に読めそうな国内外の猫本もいろいろ入荷してみました。
すでに絶版となっており、古本でしか読めない作品もあります。
夏休みのお供に、ぜひチェックしてみてください!

新商品は今夜21時販売開始です。

●お知らせ●
前回の記事にも書きましたが、オンラインショップ一時クローズのお知らせです。

来月から秋にかけて大きな催事が続くことに関係して、在庫整理のため8月16日〜オンラインショップをしばらくのあいだクローズします。
毎週金曜日の入荷は今日を除いて残り1回(8月13日)を予定していますので、気になる商品がある方はぜひ15日までにあわせてご注文くださいますようお願い申し上げます。

(今回に限り、最終オープン日である15日までのお取り置きを受け付けます。ご希望の方はお問い合わせフォームからご連絡ください。※15日0時までにオンラインショップ上で決済手続きをしていただける方に限らせていただきます。)

最新の入荷情報、イベント出店予定はインスタグラムをご覧ください◎

●次回イベント出店は8月21日(土)22日(日)
静岡アンティークフェスです。

静岡市駿府城公園 11:00〜18:00
※雨天の場合は欠席します。(イベント自体は小雨決行です。)

また当店では古本や古雑誌、古書の出張・郵送買取も受け付けています!

(全古書連・西三河古書組合加盟店です。)
どんな本でも査定しますので気になる方は是非一度ご相談ください。
次の方へ手渡すお手伝いをさせていただきます。

それでは、今週末もご注文お待ちしております!

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