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古本とがらくたpaquet.のオンラインショップがオープンします


 こんにちは!杉浦まなと申します。
活動を知ってくださっている方、SNSで繋がっている方はご存知かと思いますが、はじめましての方に知ってもらえるように、あらためて自己紹介からはじめたいと思います。少し長くなりますが、読んでもらえると嬉しいです。

「古本とがらくた paquet.」はわたしが運営する移動式の古本とがらくたのお店です。
2018年10月に当時住んでいた広島でくれブックストリートの一箱古本市に参加し、その後地元である愛知に戻ってからもマルシェや古本市といったイベントやカフェでの委託販売、期間限定のポップアップショップなどさまざまな場をお借りしての活動を続けてきました。

 しかし、2020年春。
新型コロナウイルスの世界的な流行で活動の機会は失われ、何もできないまま今にいたります。

 世の中が様変わりし、自粛ムードに沈むなか、思うことはいろいろありました。
考えるべきことも、たくさんあることに気がつきました。

 paquet.は、わたしが将来的にどこにも属さず、自分の目が行き届く範囲でシンプルな商いをして暮らしていきたいという思いから小さくはじめたお店です。
けれど、将来、というのはわたしにとってすごくぼんやりした言葉で、かるい気持ちで、半ば趣味みたいにpaquet.を運営してきました。
もとから兼業ですので、古本を売らなくても、ご飯をたべていくことはできます。
でも、それはあくまで現時点での話であり、今回はただ運がよかったというだけのこと──コロナ禍で仕事を失った人のなかにはわたしとおなじ非正規雇用の女性が多くいますし、感染者数が減りつつあるとはいえ、特効薬やワクチンの普及はまだ。政治が変わり、生活様式やはたらき方のスタンダードも変わりつつあり、自分がはたらく業界も今後どうなっていくかわかりません。

 この国で暮らし、はたらく女性としてどう生きよう。
半年間考え続けて見つけた答えは「今すぐこのお店を自分に仕事にしたい」でした。

 仕事や商売をする上で社会に対して自分に何ができるかを考えるのは賢明で正しく、さらに続けていく上では必然となってくることだと思います。
わたしはこれまでpaquet.を、ただ絵本や雑貨が好きで、たのしいからやっていました。
今は、将来について漠然とした不安を抱える自分を含む社会が少しでもあかるいものになってほしいから、お店としてきちんとやっていけるようになりたいと思っています。

 今後paquet.は実店舗のオープンに向けて動きながら、オンラインでの活動も本格的におこなっていきます。
そのひとつめが、明日に控えたオンラインショップのオープンです。

 今のpaquet.は絵本、とくに海外の翻訳絵本を中心とした品揃えです。
過去、わたしはほぼ毎日、インスタグラムに ♯きょうのえほん のタグをつけて絵本の紹介文を書いていました。
それを見てくださった方からお問い合わせをいただき、出店でのお取り置きや通販でのご購入に繋がったことが幾度もあったので、このたびその形式をわかりやすく整えて、noteに移行することにしました。
明日から、毎週金曜日の夜にテーマに沿った絵本の紹介記事をnoteに投稿します。同時に、記事内で紹介したタイトルをウェブショップで購入することができるようにするので、読みたい絵本があればぜひご注文いただき、お手元に届けさせてください。
そのご注文は何よりもありがたいご支援になります。


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 オンラインショップのオープンにあわせて、はじめてzineをつくりました。ささやかですが購入特典として一回のご注文につき一冊、わたしの個人的な読書記録をまとめた小冊子「なにかよむもの」を同封して発送します。


 子どもの頃から、気ままに本を読んできました。授業中にノートをとらずに、電車のなかで立ったまま、パスタを茹でながら(!)蔵書を大切にされている方には怒られてしまいそうですが、現在のライフスタイルでいちばん読書が捗るのはお風呂です。日記には、読んだ本のことばかり。
一冊の本について「いろいろな読み方があると思うけれど、わたしはこう読んだ」というようなことを、ずっと書きたいと思っていました。
noteとはちがいお勧めするための文章ではないぶん気楽に読めるかと思いますし、本が好きな方にとっては他人の偏った読書遍歴、それにまつわる独りよがりな思考、ってけっこう面白いのではないでしょうか。(わたしはとても興味があります!)

 小冊子のみでの販売は予定していませんでしたが、製作過程をツイッターで呟いたところすでに数人の方からお問い合わせをいただいているため「ショップには買いたいものがないけれど冊子は読んでみたい」という方に向けて別途対応を考えているところです。決まり次第お知らせいたします。なお、掲載した画像は製作中のものですので、実際のものとはデザインが異なります。

 オンラインでの活動を通じて、これまでローカルでは出会えなかった方とも繋がることができればなお嬉しいです。

 最後になりますが実店舗のオープンに向け古本の買取業務も積極的におこなっていきたく思っています。(古物商許可取得済みです。)
愛知県内の場合は出張買取が可能ですが、遠方の場合は郵送での買取となります。
なお、現時点では買取のできるジャンルが限られておりますので、詳しくはホームページよりお問い合わせください。
不慣れなりに誠実に対応させていただきます。

 思ったよりも長くなってしまいましたが、最後までお読みいただきありがとうございました。
明日の夜21時頃、最初の商品紹介記事をnoteに投稿し、オンラインショップに商品を掲載します。
ぜひ一度ご覧いただけると幸いです。

古本とがらくた paquet.
杉浦まな
http://bookspaquet.com
twitter @books_paquet
instagram paquet_manaty

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