【死にたいと思った私へ】
今まで何度思ってきただろう。
電車で、映画館で、職場で何度パニック発作を起こしただろう。その度に「いやだ、こわい」と思った。あんなに死んでもいいと思っていたのに。
人間なんて、私なんてそんなものだ。きっと、今の私は誰のことも大切にできていない。自分を大切にできていないから。他人を思いやる行動などできるわけがない。
私が死んでも、世界は1ミリも変わらない。
私が生きても、世界は悪くならない。
だったら図々しく生きてやろう。毎朝懲りずに起きて、ご飯を食べて好きな音楽を聴こう。
深呼吸して体を少し動かしても何も問題ない。
そして少しだけ余裕が出てきたらそれはとってもすごいことだ。
でもいきなり誰かを救おうとしなくていい。
まずは誰かに「ありがとう」を伝えよう。お金がかからないプレゼント。
そこから始めたっていい。誰かと比べなくていい。
忘れてはいけない。死ぬということはなにもなくなること。嫌なことから解放されるだけではないこと。絶対に幸せになれないということ。
あの人に二度と会えなくなるということ。
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